頑張れば認められる、頑張らないと認められない。 | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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【頑張れば認められる、頑張らないと認められない】

こんにちは、インストラクターの安藤ひさこです。

私には4人の子どもがいますが、今日は小学5年生の末娘の話です。



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「やる気があるの!?」

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とある娘のテニスの練習日。

その日はミスショットを繰り返していました。

観覧席から見ている私はイライラ。


思わず練習後、

「ねえ、やる気あるの?!」

「練習だからって気を抜きすぎ!」

「何でネットばっかりしてるの?」

ダメ出しのオンパレード。


みるみる娘の顔が不機嫌になり、目に涙をためて

「ママ、うるさい!!!」


娘が、男子ばかりのクラスにたった一人でいることも、

その中で毎回不安に思いながら、頑張って練習していることも知っているのに・・・。

それでもその日イライラが止められませんでした。


「何であんなに言ってしまったのだろう・・・。」

後悔が募りました。



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「頑張らないと認めてもらえない」

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帰宅後、自分の心の声をきいていました。


双子だった私はいつも姉と比べられていました。

器用になんでもこなし、一を言えば十わかる姉。

不器用で、言われた一のこともなかなかできない私。

唯一、周りが認めてくれたのは頑張る姿勢でした。


私はいつしか、

「頑張れば認められる」

「頑張らないと認めてもらえない」

「頑張らない自分に価値がない」

というマイルールをもっていました。


娘のテニスをみていて、

小柄でパワーもない、コツコツすることが取り柄なこの子が

真面目に練習をしなかったら価値がなくなる・・・

幼いころの自分の不安も重なって、思わず言ってしまったのでした。



心の声を聴いて、

「そっか、私が不安だったんだ」

と気づきました。

それで少し気持ちが落ち着きました。


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「娘の話を聞く。」

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夜、娘が寝るときに言いすぎたことを謝りました。

すると、娘から

「今日は、こういうところを意識してたんだー」

彼女が眠るまでその話を聞いていました。


彼女が自分なりに

「こうしよう」「こうやってみよう〜」

そんなことを意識して取り組んでいることがわかりました。



頑張っているように見えると安心し、頑張っていないように見えると不安になる。

これは私の問題なのだなーってわかって、つきものが落ちたように感じました。

今は娘の練習を「よくやってるな」って心から楽しんでみています。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。


子育てコーチング協会

インストラクター 安藤ひさこ