【頑張れば認められる、頑張らないと認められない】
こんにちは、インストラクターの安藤ひさこです。
私には4人の子どもがいますが、今日は小学5年生の末娘の話です。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
「やる気があるの!?」
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
とある娘のテニスの練習日。
その日はミスショットを繰り返していました。
観覧席から見ている私はイライラ。
思わず練習後、
「ねえ、やる気あるの?!」
「練習だからって気を抜きすぎ!」
「何でネットばっかりしてるの?」
ダメ出しのオンパレード。
みるみる娘の顔が不機嫌になり、目に涙をためて
「ママ、うるさい!!!」
娘が、男子ばかりのクラスにたった一人でいることも、
その中で毎回不安に思いながら、頑張って練習していることも知っているのに・・・。
それでもその日イライラが止められませんでした。
「何であんなに言ってしまったのだろう・・・。」
後悔が募りました。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
「頑張らないと認めてもらえない」
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
帰宅後、自分の心の声をきいていました。
双子だった私はいつも姉と比べられていました。
器用になんでもこなし、一を言えば十わかる姉。
不器用で、言われた一のこともなかなかできない私。
唯一、周りが認めてくれたのは頑張る姿勢でした。
私はいつしか、
「頑張れば認められる」
「頑張らないと認めてもらえない」
「頑張らない自分に価値がない」
というマイルールをもっていました。
娘のテニスをみていて、
小柄でパワーもない、コツコツすることが取り柄なこの子が
真面目に練習をしなかったら価値がなくなる・・・
幼いころの自分の不安も重なって、思わず言ってしまったのでした。
心の声を聴いて、
「そっか、私が不安だったんだ」
と気づきました。
それで少し気持ちが落ち着きました。
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
「娘の話を聞く。」
・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o
夜、娘が寝るときに言いすぎたことを謝りました。
すると、娘から
「今日は、こういうところを意識してたんだー」
彼女が眠るまでその話を聞いていました。
彼女が自分なりに
「こうしよう」「こうやってみよう〜」
そんなことを意識して取り組んでいることがわかりました。
頑張っているように見えると安心し、頑張っていないように見えると不安になる。
これは私の問題なのだなーってわかって、つきものが落ちたように感じました。
今は娘の練習を「よくやってるな」って心から楽しんでみています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子育てコーチング協会
インストラクター 安藤ひさこ