こんにちは。
インストラクターの 松本 麗子 です。
我が家の次女は、小学5年生。
入学したころから、登校シブリです。
コロナの影響で、本格的に5年生が始まったのは6月。
5年生になって、担任の先生がかわりました。
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新しい先生とのやり取り
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新しい先生は、ベテランの女の先生です。
サバサバとして、はっきりとものをおっしゃる先生で、以前長女は、
「怖い。厳しい。」
と話していたのでした。
次女が学校を休むたびに、夕方電話が来ました。
ある時、先生の言った一言に、私が反応しました。
「あんまり休むと、お勉強、遅れちゃうしね…。」
私ははっきりと、
「先生。ウチは、学力どうのは、気にしておりませんので…」
と、言ってしまいました。
その後の 間。
。。。
私は、
しまった!やっちまった…(先生の印象を悪くしたか?)
と、思いましたが、後の祭りです。
電話を切ってから、私はうなだれました。
あーあ。
これから一年、気が重い…。
翌日も学校を休んだ次女に、担任の先生からお電話はきませんでした。
私は、電話が来なくて、ほっとしたような…
それとも、我が家のことは呆れて見限られたのか…
心の中に、不穏なものを感じていました。
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私がすべきことは、いったい何か。
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担任の先生の言葉も気になった私は、次女と一緒に算数の教科書を開いたりしました。
次女は、学校と担任の悪口を毎日繰り返しました。
まるで、「そう言えば、学校を休める」とでも思っているかのような言い方でした。
私、今、何を感じている。。。。?
あああ、この算数、つまんないな。
あああ、また先生との関係性、一からやりなおしか。
せっかく、ここまで来たのに。
がんばって「聞いて」いるのにな。
担任の先生に分かってもらうのに、また一年かかるのか。。。
私は、軽い絶望感に似た、めまいを感じました。
そして、気が付きました。
先生に、変わってほしい。
学校に、変わってほしい。
次女に適切な声かけをしてくださるべきだ。
次女が行きたいと思う学校に変わるべきだ。
「軽い絶望感」という蓋を開けてみると、私の心の底には、
そういう思いが、赤いマグマのように潜んでいたのでした。
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視点を変えたひと言
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ある時、パパが言った一言に、私はハッとしました。
「先生は、味方なんだからな。」
…そうだった…先生は、味方だった。
「相手に変わってほしい」と感じた時点で、私は先生を学校を、敵に回そうとしていたのでした。
どんな先生でも、プロです。
たった一度の電話での会話。
もしかしたら、気持ちを切り替えていらっしゃるかもしれない。
そういえば、去年の担任の先生とも、関係作りの「やりなおし」をしたんだった。。。
今年も先生と、また1年かけて、関係を作っていくことにしよう。
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私が、先生に本当に伝えたいこと。
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次に先生からお電話が来たとき、私は、自然と感謝が湧いてきたのでした。
すると、先生のこんなお話も、すんなりと耳に入ってきたのです。
次女をもっと引っ込み思案かと思っていたこと。
教室に入ると、とても明るく、作業も滞りなくできていること。
自分の意見も言えているように見える。
なんで、学校に来ないのか…と思ってしまうこと。
その後、なんと先生も、私の話を聞いてくださいました。
去年も初めは担任の先生を毛嫌いしていたこと。
1年かけて、つかず離れず接してくださったこと。
2年生のころは、保健室で抱っこしていたり、教室前の廊下で私のコートの中にもぐっていたこと。
今は、遅刻でも、昇降口から一人で教室まで行けること。
次女は、お友達が怒られていることでも、怖いと感じてしまうようであること。
クラスメートは、仲良くしてもらっていて、本当にありがたいこと。
それから、次女に電話をかわりました。
翌日の予定と、先生は次女が来るのを待っていること、
それだけを、お伝えくださったようでした。
次女は、フフっと笑いながら、
「はい。はい。」
と聞いていました。
翌日、次女は、不思議なことに、朝から学校に登校したのでした。
きっとまた、登校をシブルこともあるでしょう。
私は、今年も一年、「聞いて」行こうと再確認したのでした。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター 松本 麗子
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