わたし、いじめられてるのかなぁ | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)のブログです。
子育てに役立つ情報をお届けしています。

こんにちは。

インストラクターの 武田千晴 です。


中学二年生になる娘が、

「ママ、聞いて~」

とやってきて、続いて出来てきた言葉が

「わたし、いじめられてるのかなぁ」

でした。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

ざわつく、私のこころ

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o


一気に、わたしの心の中は娘に聞きたいことで、あふれだしそうになりました。

何があったの?
誰?
なんで?
どうして?
大丈夫?


という、聞き出したいことから、

何やってんの?
何かしたの?

という、娘が何かやらかしたんではないかという妄想まで駆り立てられました。



そして、何とも言えない心のドキドキ。

でもここは、「まずは黙って聞くべきところ」とわかったので、

ぐっとこらえて、ひと呼吸して、待ちました。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

こわさを、抱えながら聞く

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



娘は学校でどんなことがおきてるのか、

自分で考えてみて、きっかけになりそうなこと、

友だちに話してみて、相談できていることなど

話してくれました。


娘本人も、

どうしてこんなことがおきてるんだろう。

何が言いたいんだろう?

と思っているところでした。


悲しいとか、傷ついたとか、悔しいとか、

そういった出来事には、まだなっていないようでした。

話ながら、整理をしているようでした。


わたしもちょいちょい

「誰なの?」とか
「いつなの?」とか
「ほかの友だちは?」とか
「先生は?」とか

わたしが安心したい材料を集めていました。



そして、一通り話した後、話題は移っていったので、

わたしはホッとしていました。


娘が、悲しんだり傷ついたりするのを見たくない。

できれば、取り除いていあげたい。解決したい。

悲しい思いをするのを見るのは、こわいから。


でも、根底ではなんとなく、「大丈夫」と思えているわたしもいました。



・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o

そんなんじゃ、いじめられるよ、と思っていた過去

・*:..。o○☆*゜¨゜゜・*:..。o



以前私は 娘のことを、

しっかりとした物の言い方をするタイプなので、

いじめられたと感じる子も多いのではないかしら

と思っていました。


だから、仕返しされたり、嫌われたりして、いじめられるかも。

そんな風に思っていました。


もし今回のように「いじめられているのかな」と相談に来たら、

「だから言ったじゃない。そんなんじゃ、いじめられるよって。」

と言っていたかもしれません。

その頃は、娘も安心して話すなんてできないと思っていたことでしょう。



わたしは、自分とは全く違うタイプの娘に、ずっとザワザワしていたのです。

こわくて娘を見張って、根掘り葉掘り聞いていたころは 娘はなんにも教えてくれませんでした。



今は、「聞く」と通して、娘が安心して話してくれるという関係になれて、

娘は娘で大丈夫。

わたしもわたしで大丈夫。

そんな風に思えるようになって、

それが、とっても嬉しいです。

こんなことまで、話してくれるようになったんだって。


娘には

「ママは何となく大丈夫だと思っているよ。

 あと、いつもで味方だからね。」

と伝えました。



また、きっと娘は話してくれると思います。

そして、その時にはまた、娘の話を聞いて

娘の大丈夫を感じるのは私のほうなのかな、なんて思います。


最後までお読み下さりありがとうございました。

 
子どものこころのコーチング協会
インストラクター武田千晴
https://ameblo.jp/chiimonkey/