【親子ともに学び成長した、かけがえのない六年間に感謝!】
こんにちは。
子どものこころのコーチング協会インストラクター森山ふみ香です。
卒業シーズンになりましたね。
この春、ご卒業されるお子さまをお持ちのお母さん、ご卒業おめでとうございます。
私ごとながら、我が息子も小学校を卒業し、四月から中学生になります。
今年の卒業式は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、
子どものみ参加の学校、規模縮小して行う学校など学校により様々だと聞いています。
息子が通う小学校では、クラスごとの証書授与のみとなりました。
保護者も参列できます。
先生方が、子ども達に直接卒業証書を手渡したいという思いから決定したということです。
六年間お世話になった学校、先生方には感謝してもしきれません。
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「指導が通りません。」
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息子は、小さな頃から活発なうえに自己主張が激しく手がかかるタイプでした。
それゆえにほっとけないところがあるのか、印象とのギャップなのか、意外と先生から可愛がられます。
先生との面談で聞く息子の話は、家での横柄な態度からは想像しがたく、
「それはうちの子ですか?」
と言いたくなることもあります(笑)
そんな息子ですが、一度だけ、担任の先生との相性が合わず苦労したときがありました。
小学二年生の時でした。
「指導が通りません。」
新学期が始まってすぐの5月末に学校から夫婦で呼び出しを受けました。
どうやら、同じクラスの子と2人で授業中に立ち上がったり、大声で話し始めたりするらしいのです。
帰ってから息子と話をし、その時はやってはダメなことだと理解したようですが、
その後も改善が見られないとのことで、度々呼び出しや電話を受け続けました。
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子どもの味方でいること
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先生から報告がある内容は、息子がよくないと思う内容から、
「そんなことまで報告する?!」
という内容までありました。
どうやら息子は、先生の中で「悪いことをする子」というレッテルを貼られている様子。
他の子がやっても何も言わないことを、息子がやるとひどく注意される。
息子も他の子との対応の違いに気づき、
「ぼくだけ注意される。」
と、とても悲しそうでした。
そんな中、私は子どものこころのコーチングに出会い、子どもとの関わり方について学び始めました。
「子どもの話を聞く」
「自分の心の声を聴く」
「子どもに話を訊く」
この3つの「きく」を意識して関わるようにすると、子どもの愚痴もただ聞くことができるようになっていきました。
先生との信頼関係が築けていない状態ならば、親である私だけは子どもの味方でいようと決めたのでした。
その一方で、先生の息子への対応が気になるようになりました。
「その聞き方では、息子は心を開くはずがない。」
私も先生へのレッテルを貼り、ただただ新年度になり担任が変わるのを待つばかり。
担任の先生は年配ということもあり、3月で離任されることになりました。
「やっと違う先生になる。」
修了式を迎えたときは、心底ほっとしました。
しかし、修了式から帰ってきた息子の言葉を聞いて、先生にレッテルを貼っていた自分が恥ずかしくなったのです。
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親子ともに学び成長した
かけがえのない六年間
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「先生がいなくなるんだったら、ふざけずにもっとちゃんとしておけばよかった。」
その後悔の言葉から、
・全くないと思っていた先生と息子の信頼関係は、思っているより築けていたということ。
・大人が思っているより、子どもは色々考えているということ。
といった、大事なことを知ることができました。
私が諦めて学年が終わるの待っている間も、先生はあの手この手を考えて息子と関わってくれていたんですね。
息子に後悔する気持ちを持たせてくれたことにも、感謝の気持ちが湧いてきました。
また、先生と息子の関係がきっかけで、私はコーチングに出会うことができました。
親子ともに学び成長した、かけがえのない六年間でした。
結局、当時の先生へのお礼は言えずじまいでしたが、
来週の卒業式では、今の先生方だけではなく、この六年間で息子に関わってくれた先生方全員への想いを馳せながら、感謝の気持ちを持って参列してきます。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会インストラクター 森山ふみ香