インストラクターの井上法子です。
例年より暖かい日が続いています。
今年は桜が早く咲きそうですね。
受験生だった我が家の中3娘、
1月に「サクラサク」の通知をいただきました。
娘の受験は、驚くことばかりでした。
その姿を通して、学んだことをシェアしたいと思います。
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決まらない進路
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昨年4月、どんな高校へ行きたいのかたずねると、
「試験がなくて、化粧OKで、制服が可愛いところ!」
「そんなところあるわけないでしょ!」[
と私。
成績もそんなに良いわけではありません。
部活は中2の時に、顧問と喧嘩して辞めました。
朝が苦手なため、遅刻も多い。
不安と心配しかありませんでした。
娘の進路に関しては、
サポートはするけど、信じて見守る。
手出し、口出しは一切しない。
そう決めていましたが、
いつまでも進路が決まらない娘に対し、モヤモヤしていました。
1学期は、進路の紙を学校に提出できませんでした。
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その不安や心配、本当?
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私のモヤモヤの中身は、こんな感じ。
「試験がない高校を探すなんておかしい。
受験をナメてる。」
「今勉強しないでどうするんだ。」
「良い高校に入らないと将来が心配。」
同時に、自分に聞いてみました。
勉強しないとどんなことが起こりそう?
良い高校って何?
将来の心配って何?
考えてみて、その不安や心配は、全部私の妄想だとわかりました。
モヤモヤしながらも、手出し口出ししないで、信じて見守れたのは、
コーチングを学んで、自分の不安や心配を、少しづつ
自分で抱えられるようになったから。
「試験がなくて、化粧OKで、制服が可愛いところ!」
娘は、自分の理想の高校を、秋頃に見つけてきました。
半信半疑で学校見学と説明会に一緒に行きました。
娘にとても合ってる学校でした。
本人も「この学校に推薦で行く!」と決めました。
「え!?推薦?」
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信じるチカラ
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決める力と行動力は素早い娘。
急にクラスの学級委員に立候補。
もちろん選ばれるわけがなく、
担任の先生から、わざわざ選ばれなかった経緯を 説明する電話をもらいました。
「娘さん、学級委員の立候補をされましたが、
やはり学級委員はクラスの模範となるような・・・」
先生の言葉を遮るように、私は言いました。
「先生、全部説明しなくて結構です。
分かってますから・・・」
その後娘は、担任の先生に推薦をしてほしいと直談判。
「推薦の意味分かってますか?」
と先生からまた連絡が。
「分かってますから!
推薦に関しては、学校の判断にお任せします。」
と私はお伝えしました。
そして、学年会議にかけて審議された結果、
なんと、高校への推薦をもらうことができました!
「明日遅刻したら、取り下げますよ。」
と半分脅されながら(苦笑)
そんな中学校の態度に娘は、
「そんな脅し、いらなくない?!」
と激怒。
実は娘、
”自分は、推薦がもらえないはずがない!”
と思っていたそうです。
そんな無敵な娘に、ちょっと尊敬の念すら持ちました。
その後出願し、面接のみで、無事に合格をいただきました。
出願も、合格発表の連絡も、すべて娘の携帯から。
時代を感じました。
私の人生も折り返し。
娘を見習い、自分は大丈夫!って信じて、楽しく生きていきたいな。
私も大丈夫。子どもも大丈夫。
最後までお読み下さりありがとうございました。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター 井上法子