朝、娘を起こすのやめた3つの理由 | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは、井上法子です。

私の娘は、小さい頃から朝起きるのが苦手です。

毎朝、毎朝大変で、登校前の時間が本当に苦痛でした。

いろいろなことがありましたが、小学校5年生から、朝、娘を起こすのをやめました。



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起こすのをやめた3つの理由

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1つ目は、コーチングに出会い学んでいく中で、

娘が朝起きないことを「大変」な「問題」にしているのは、私自身なのかな?と思ったから。

だから私が「大変」だと思ってる「娘を起こすこと」を やめてみることにしました。


2つ目は、小学校高学年になり、年齢的に親子の境界線を 少し引いても良いかなと思ったから。

境界線を引くというのは、娘が朝起きられなくて遅刻をするのは、娘の問題。

これを自分の問題としてとらえないよう線引きをすること。


3つ目は、娘の担任の先生が理解ある方で、協力をしてもらえたから。

「娘は朝起きるのが苦手で、遅刻をしてしまうことがあるけれど、

 何も言わずそのまま受け入れてくださると助かります。」

とお願いすると、快く引き受けてくださいました。



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言葉のちから

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子どものこころのコーチング初級講座では、「言葉の力のワーク」をやります。

人間ってネガティブな言葉を言ったり聞いたりすると、力が抜けてしまいます。

(※ワークを体験したい方は、ぜひ初級講座に来てくださいね♪)


「起きなさい!いつまで寝てんの!

 何回起こせばいいの!いい加減にしなさーい!」

朝から大声でこんな言葉をかけられたら、動けないなぁと思いました。



後から娘に言われたのですが、ガミガミ言われることで、やる気を削がれ

やりたいと思ってもまったく動けなかったそうです。



朝は起こさない!と決めたものの、しばらくは、起きない娘に

モヤモヤしたりイライラもしましたよ。

何度か学校に遅刻もしました。

でも担任の先生に、前もって話をしておいたので あたたかく受け入れてもらえ、助かりました。


親子の境界線を引き、何も言わずほっといたら、

娘の中に「自分でなんとかしようとする力」が少しづつですが、出て来たように思います。



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ムダ叱りを減らす工夫

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現在娘は中学2年生。未だに朝は苦手です。

起こしてほしい時には、何時に何回起こしたらよいか前日に決めます。

私は頼まれたこと以外はやりません。


遅刻しても、誰かに迷惑かけても、それは子どもの問題。

その上で何か困ったことがあれば、親子の問題ととらえて 一緒に考えていくスタンスを取っています。


遅刻をしてしまったり、お友達を待たせてしまうこともあるみたいだけど、

今のところ本人が困っていることはないみたいです。


朝起きないことを問題にして、毎朝ガミガミ怒鳴って、お互いに朝から嫌な気持ちになって…

今思うとあれは「ムダ叱り」だったなぁと思います。


初級講座では、ムダ叱りを減らすためにできることを、

年齢的なこと、段取り、環境などさまざまな視点で考え、お互いに意見を出し合う時間があります。


ほっておくこともムダ叱りを減らす選択肢のひとつ。

子どもとママの笑顔のために、できる工夫をしていこうと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


子どものこころのコーチング協会
インストラクター 井上法子