私がホッカイロにステッチを描けるようになった訳 | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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【次女は登校シブリがあります】

子どものこころのコーチングインストラクター 松本麗子です。


新学期、いかがお過ごしですか?

我が家の次女は、登校しぶりがあります。

昨年度は、たくさん遅刻をし、私の出勤時間に合わせて一緒に登校する日々が多くありました。


私と一緒に登校しても、教室に行けず、保健室に行く事も多く、

しがみついて離れない日も繰り返し続きました。

進級し、今年はどうかな。

私は心をヤキモキさせています。


先日、今年度初の登校しぶりを発動しました。

「ママぁ。。。学校行きたくない〜。」

、、、きた。

「そうかぁ。。。学校、行きたくないんだね〜。」



【次女の話を、聞く】


2、3日前から、軽い下痢気味になったり、夜、お風呂に入らず眠くて寝てしまったりがありました。

“また、お腹が痛くなったらどうしよう…。”


次女の中に、そんな不安がありそうな事は、容易に想像できました。


「学校のトイレは寒いの。

 ママがいないから、誰もお腹をおさえてくれないし。」

「そっか〜〜。。。学校のトイレ、寒いよね〜。」


そういえば、昨日、三時間目に保健室に行ったと言ってたな。

保健の先生に、湯たんぽお借りしたって。

私は、昨日聞き流した次女の話を、思い出しました。



【次女がどうしたいかを、訊く】


「次女、ホッカイロ持ってく?」

確か、冬の残りがあったはず。

手に持てる小さいやつなら、ポッケに入る。

私は、急いでホッカイロを探し出し、一つ袋を開けました。

次女が持ってくかどうか、わからなかったけど、開けました。


「次女の一番」のぬいぐるみは、ステッチです。

TDLで、高かったけど、もう綿も寄っちゃうくらい、抱きすぎで、殴りすぎの、

きっと次女の涙とつばと鼻水だらけだと思われる、

こんだけ一緒にいりゃぁ完全に元を取った、ぬいぐるみです。


私は、名前ペンを取り、ステッチの絵を写しました。

そして、ステッチの絵を写しながら、自分のこころの声を、ききました。



【私のこころの声を、聴く】


 ガマンするべき。

 私は我慢したのに。

 学校は行って当然。

 さっきまで平気だったのに、急におなかが痛くなるなんておかしい。

 ホッカイロ持ってくなんて!甘ったれてる!

 だいたい、なんでこんな朝の忙しい時間に、私が絵を描かなきゃならないの!



ああ。。。。

うっ、とこみあげてくるものがありました。

自分の心の声を聴いていると、まだまだ涙が出そうになります。


描き上がったステッチに、次女を励ましてもらいました。

「ママの代わりに、おいらがあたためてあげるよ!」


次女は、喜んでいました。

学校に、スタコラサッサと出かけて行ったのでした。



【ステッチからの言葉】


子どものこころのコーチング講座で体感出来る、「聞く」、「聴く」、「訊く」。

最初から、全部は出来ません。


でも、それは「始めない理由」には、ならないと、私は思います。

勉強だって、ダンスだって、

初めから出来る子、人は、(一部の天才を除いて)いないから。

トレーニングします。


大人も、トレーニングです。

そして、出来そうなところから、やってみる。

複雑にからまった、糸をほどいていくイメージです。

とりあえず、テキトーに引っ張ってみたりするでしょう?


私も、毎日が「聞く」「聴く」「訊く」のトレーニング中です。

そしてね、さっき描いたステッチが、

「おいらを描いてくれて、ありがとう!」

そう、言ってくれていると、私は確信しています。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

子どものこころのコーチング協会インストラクター
松本 麗子

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