こんにちは。
子どものこころのコーチング協会インストラクターの田中梓です。
2年生になる三男は、いつもニコニコ、人懐っこくて、自由人。
兄たちがいるので、これから自分がやることの見本がすでにあり、
年上の友達も多く、学校の先生にも顔を覚えてもらっていました。
だから小学校もスムーズに通えるだろう、そう思っていました。、
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学校へ行きたくない
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ところが、入学してしばらくすると、毎朝
「学校へ行きたくない」
と、言うようになりました。
ランドセルで兄たちのように登校できることを喜んでいたはずなのに?
私は戸惑いました。
不登校の長男みたいに、学校へ行かなくなってしまったら、どうしよう?
でも、無理矢理引っ張っていくことはできても、学校へ行きたくない気持ちが変わることはありません。
そうわかっているので、
「行きたくないんだねー」
と話を聞いたり、たまに休ませたり、毎日学校まで送っていったりしました。
ようやく、2学期の途中からは、「学校へ行きたい」
そんな言葉が聞かれるようにもなり、私はほっとしたのでした。
ところが、2年生になるころ、
「緊張するから行きたくない」
という言葉をよく聞くようになりました。
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繊細な心の持ち主だった三男
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それは入学式で演奏を披露する時、学童に新しい一年生が入ってくる日など、
大勢の人の前に立つ場面や、環境が少し変わる、などいつもと違う状況が苦手、
ということのようでした。
それは今まで気が付かなかったこと。
成長の証とも言えるかもしれません。
新しい担任の先生はそんな三男の様子をあたたかく見守ってくれています。
先日も三男を教室まで送っていっても、私にしがみつき離れなかったときも、
無理矢理引き離すことも、どうしたの?と理由を探すこともしないで、
私には、
「可能ならそばにいてあげてください」
と言ってくれて、三男には、
「先生はわからないから、自分が大丈夫って思ったら教えてね」
と。
おかげで三男は自分が納得するところまで私と過ごし、クラスへと戻っていきました。
そのとき、やはりほっとした自分に気が付きました。
あー、やっぱりまだ学校へ行ってほしいと思っているんだなーと。
学校は行くべきと思う自分も、繊細な三男も、そのままでオッケー。大丈夫。
そんな風に受け入れられる器を、試行錯誤しながら作っていきたいと思っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
子どものこころのコーチング協会
インストラクター 田中梓
https://ameblo.jp/azusamasama