無駄なガミガミを繰り返したくない、そんなときは | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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こんにちは。

子どものこころのコーチング協会インストラクターの愛川よう子です。



【無駄なガミガミを繰り返したくない、そんなときは】


GWが終わりましたね。

GWのような比較的長いお休み期間は、子どもや家族と一緒に過ごす時間が多いもの。

その分、食事のお世話、家事、お出かけと、ママたちのやるべきことも倍増!

いつも以上に疲れた!なんて方も、いらっしゃるかもしれませんね。


我が家には、小6・小3の男の子兄弟がいます。

最近この二人が一緒にいると、まあ本当に大変なんです。

寄ると触ると喧嘩、小競り合い、挑発のしあい・・・

仲良くじゃれあってると思えば、すぐにエスカレートして怪我でもしそう、とにかくうるさい。

そんな状態で数日ずっと一緒にいると、やっぱりガミガミ叱ることも増えてしまいます。

ここ数日、家族でいる時間、結構ガミガミしちゃったなと思い、その時の自分自身の状態を振り返ってみると、気づくことがありました。



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イライラは、相手が思い通りにならないとき

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この数日も、結構ガミガミしちゃったなと思い、振り返ると、そのときの私というのはやはり

「兄弟仲良く過ごして欲しい」

「こちらが描いた予定通りにすすめたいので、言った通り動いてほしい」

という「期待」や、相手をコントロールしようとすることに、エネルギーを注いでいました。


おとなしく仲良くしてくれたらどんなに平和で幸せかという「期待」が叶わないとき、

子どもがどうしてもこちらのペースで動いてくれないとき、イライラガミガミしてしまいます。


その時は、目の前のことに必死なので、私自身がそういう状態になっていることに気づけないのですが、こうして振り返ると冷静に見えてきます。


「そりゃ無理だよな~」

「子どものペースをほとんど考慮に入れていなかったな~」

「もう少し、伝え方も工夫できたかな」

なんて思えるのです。

その場で気づければいいけど、なかなか難しいですね。


難しいですが、この振り返り作業をすることは、自分の無駄なガミガミ対策(無駄叱り予防対策)に効果的です。

後からでも気づいて、次に同じことが起きた時、別の対応がとれるかを想定しておくと、

次のタイミングで違った対応がとれるようになったりします。



私はこれを「TAKE2」(テイクツー)と呼んでいます。


「あんな風に怒っちゃってダメな私」で終わらせるのではなく、

もしも同じ状況が次に起きたら、TAKE2(テイクツー)はどうする!?どうしたい?って決めておくのです。

TAKE2とは、ドラマなどの撮影で一回目ミスったら、もう一度やり直しをしていますよね?

そのやり直し、のことです。

2回目は、仕切り直してどう対応してみる?といった別プランのことを、私はTAKE2と呼んでいます。




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無駄叱りを減らしたいなら、TAKE2を

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無闇にガミガミ叱っちゃったな、というときは

・なぜそういうことになったかな?

といった、環境・状況や、子どもや自分の心・体の状態などを、客観的に整理するといいです。


「私は本当は何を伝えたかったのか」といった、ガミガミの陰に隠れている本来伝えたいメッセージ、

「子どもはどうしてああ言ったのかな、こうしたのかな」という、子ども目線の気持ちを把握する。


後から冷静に振り返ることで、その時見えなかったことが、結構見えてきます。

そしてその後は、

・次はどういう対応が取れる(取りたい)かな?

・そもそも子どもを変えるのではなく、環境や状況、言葉がけを変えれば解決しないかな?

といった感じで、TAKE2のプランをいくつか考えてみる。


次回同じ状況になったとき、それを思い出して試してみよう!としておけば、

無駄なガミガミは減っていきますよ。

ガミガミの振り返りとTAKE2のアイディア出し、試してみてくださいね。



さて、私自身は、

「兄弟喧嘩はスポーツと割り切って、ある程度放っておく」とか

「何事も親のペースで運ぼうとしない、少しのんびり構えて子どものペースを確保する」

といっったTAKE2で、やってみようと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。



愛川よう子