私が私らしくあっていい

【私が私らしくあっていい】


新学期が始まりましたね。


このメルマガの読者の皆さまの中にも、お子さんが小学校や中学校に入学された

という方は 多いのではないでしょうか？


子どももドキドキですが、親である私たちも初めての学校にはドキドキしますよね。


私の長男も中学校に入学しました。


そこで思い切って、この春休みは卒業旅行と称して、二人で旅行に出かけてきました。



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やりたいことをやってみる

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行き先はアイスランド。

長男の「海外で行きたいところはアイスランドだけ」という気持ちを優先しました。


特別な理由もないので、臨時収入があったとはいえ、高額な旅行費用を出すことには抵抗がありました。


しかし、私には、ただ行きたいところに行く！ということも大事なことのように思えたのです。


大人になるにつれ、損得や対面を重んじて物事を決めることが増えていきます。


それも必要なことだとは思いますが、「自分がどうしたいか」ということより優先してしまうと、辛くなることはありませんか？


私はそうしてきた結果、「自分がどうしたいか？」「何が好きだったのか？」

そんなことが最近までわからなくなっていました。



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 表現の仕方は人それぞれ

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子どものこころのコーチング講座中級では、性格を主に4つのカラーでわけて、

家族とのコミュニケーションについて学んでいきます。


長男はカラーが青。

探求心が強く、マイペースで、クールです。

はるばる遠くまできたというのに、長男は常にクール。


自分がいいな！嬉しいな！と思ったときだけ写真を撮ってとお願いするけれど、

私のことは撮ろうともしないし、まして一緒に撮ってもらおうなんて気もありません。

会話もたまに話すだけ。


「すごいよ！」「来られて嬉しいな」そんな言葉さえ聞こえてこないので、

楽しんでいるかどうか、はたから見てわかりにくいのです。


でもこれは青の特徴。

長男なりに楽しんでいるとわかりました。

カラーを知っていて良かったと心から思いました。


知らなかったら、「ねえ、楽しんでいる？」と何度も聞いたことでしょう。


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　私が私らしくあっていい

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旅行中、長男に言われてドキッとしたことがありました。

ツアーで一緒だった人たちと食事をしたときのことです。


ビュッフェスタイルなので、長男が好きな席に座ると、

私たちを除き、みな一緒に座っています。

英語が苦手な私たちは一緒にいても会話ができるはずもなく、

むしろ離れているほうがほっとはするのですが、この時はツアー最後の食事。


「一緒に座ったほうが良くないかな？」

そう言った私に長男が一言、

「どうしてお母さんはいつも他人主義なの？」


私のカラーはピンク。いつも周りに気を遣い、調和が取れていることを好みます。

私はやはり他人を気にしているんだなということに気づかされました。

そして長男はまったくそんなことは気にしていなかったということも。


「そうか～そうだよね～。一緒に座らなくてもいいよね。

他人主義かあ。なるほどね。でもこれはね、お母さんのカラーの特徴なんだ」

長男のカラーの説明も含めて話す、いい機会になりました。


互いの違いをそれぞれのよさとして認める。

英語の話せない私でも、

他人がどうしているかを気にする私でも、

アイスランドの大自然はそんな自分を受け止めてくれて

どんな自分でもオッケーだということを教えてくれました。


また、長男とも見えない絆ができたような気もします。

そして私は海外旅行が好きだったことを思い出したのでした。

日々の生活で、いつの間にか諦めていたのですね。

自分を制限するのは自分なのかもしれません。



最後まで読んでくださり、ありがとうございます。


子どものこころのコーチング協会 インストラクター
田中梓
http://ameblo.jp/azusamasama