【イライラは本音のヒント】
こんにちは。インストラクターの田中梓です。
気持ちのよい季節ですね。
週末は運動会という方も沢山いらっしゃるのでしょう。
私も先週は小学校の運動会でした。
天気も良かった分、炎天下で一日立ちっぱなしでしたので、終わってみると、ぐったりでした。
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イライラするのはなぜ?
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翌日もなんとか朝起きて、朝食を用意したものの、それが精一杯。
眠くて、やる気もありません。
掃除、洗濯、片付けなどなど…やることは山積み。
お天気もいいので、それらを済ませて、子どもを公園に連れて行ってあげなくては…
そう思うのに、気づくとぼーっとしていたりするのです。
こんなんじゃいけない、と自分を叱咤激励し、やっていると、
目につくのは、食べた食器も片づけず、テレビを観ていたり、
レゴで遊んでいたりする、楽しそうな子どもたちの姿でした。
最初はおだやかに注意したり、お願いしていた私も、
聞き流す子どもたちにだんだんイライラしてきました。
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イライラするのはなぜ?
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何度も言っても、わかった!と言いつつ、まったくやろうとしない子どもたちに、とうとう私は怒りました。
「私だって、疲れているのに頑張ってやっているの。
あなたたちばかり遊んでいてずるいじゃない!」
すると、二男が言いました。
「お母さんも好きなことすればいいじゃない」
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イライラするのは羨ましいから
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ハッと目が覚めました。
いつもお母さんはそう言っているでしょうと。
やりたいならやればいいって。
以前、同じようなことがあったときに、子どもたちと話していたことを二男は覚えていたのです。
そうか、私は子どもたちが羨ましいんだ。
うん、やりたいようにするね。
子どもたちのせいではないもの。
そして、私は、家事をしないと決め、夕方までずっと寝ていました。
とにかく眠かったのです。
気持ちよく眠ることができたので、夕方には体調が戻り、家事もこなせました。
子どもたちも勝手に遊びに行って、機嫌よく帰宅してきて、楽しい夜を過ごせたのでした。
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自分の心の声を聴く
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今回、改めて自分の心の声を聴くことの大切さを実感しました。
「あなたのためにやってあげている」
「私はこれだけやっているのに、どうして伝わらないの?」
そんな気持ちがもしあるとしたら、
相手にこうしてほしいという要求や、
自分が不安ゆえに相手に○○をやってもらいたい、
そのような思いが根っこにあるのかもしれません。
イライラしたときは、自分の本音に気づくチャンスです。
本当は「自分がどうしたいのか?」ということを考えてみてくださいね。
そして、やりたいことをやってみると、我慢したり、頑張っていたり
していた自分を発見するかもしれません。
そんな自分を受け入れて、認めてあげるうちに、
いつの間にかイライラしない日が増えていくのです。
波が引いたり戻ったりするように、
出来る日も、出来ない日もあっていい。
ふと、気が付いたら、出来る日が増えている。
ゆっくりだけれど、着実に進んでいる、
そんな子育てがいいな、と私は思っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
子どものこころのコーチング協会 インストラクター
田中梓