子どもを応援することと、期待のちがい | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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ご訪問ありがとうございます。

子どものこころのコーチング協会インストラクターの上原典子です。



【子どもを応援することと、期待の違い】


オリンピックが、閉幕しました。

各ご家庭で、楽しみ方も様々だったと思います。



スポーツをされている家庭では、練習に対する熱量が上がったお家もあるのかな、

と、想像しています。

体操の内村航平選手のことにふれながら、書いてみたいと思います。


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存在を、認めていく

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以前、しくじり先生という番組で、体操の内村航平選手のおかあさんが、出演されていました。

ご両親で、体操教室を運営しているので、さぞかし航平選手の成績に期待をしているのかな

…と思ってみていたのですが、成績より、とにかく息子が可愛い様子。


あまりの暑い応援に、

『もう、応援に来ないで』

と、息子である航平選手から拒否されてしまったようですが。



成績が出ようが、出まいが、大切な息子・・・という、

安心感が航平選手の練習への意欲につながったのかな、というのが、私の感想でした。



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期待を手放す

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わが家は、3人の子がいます。

小学校の頃は、運動会などで、ひとりぐらい、親を喜ばせてくれてもいいのに、

なんて、失礼な事を思った記憶があります。


受験などでも、熱心になり過ぎて、

「乗っ取るな」

・・・と、言われてしまったことも、ありました。


子どもが、合格するかいなか・少しでもランクの上の学校に入ることで、母親としてよく見られたい、

そんな期待があったのですね。


今は、こころの仕組みを学んだことで、ありのままの自分・ダメな自分も受け入れ、

子どもへの期待を手放すことが出来ました。

ダメな自分を隠すために、子どもの成績・賞・・・と言った、成果で飾りつけようとしていたのです。


期待を手放し、ありのままの子どもを受け入れられるようになったことで、関係ががらりと変わりました。

今は、何でも話せる関係になったので、私の身勝手な期待が、

子どものこころに 重くのしかかっていたことを、話してくれるようになりました。



応援というのは、子どもがやりたいことを、手助けしたり、見守ったりすることで、

期待というのは、親の身勝手さから出る物だと、あらためて、感じた夏。



話は変りますが、


夏休みが明ける頃、子どもの自殺が多いのだそうです。

宿題が終わってないとか、勉強についていけない不安。

友達とのトラブルが、きっかけになることもあるそうです。


この時期、お子さんに困っていること・心配なことはない?

・・・と、聞いてみるのはいかがでしょうか?



心の中を、話せるというのは、安心感につながります。

何を話しても聞いてもらえるというのは、最大の応援ですね。



お母さんの、お子さんを大切に思う気持ちが、重たい期待としてでなく、

応援として届きますように、ねがいをこめて♡



最後まで読んで下さり、ありがとうございます。


子どものこころのコーチング協会インストラクター

上原典子




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