子育ては受け身がいい | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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子育てに役立つ情報をお届けしています。

こんにちは、インストラクター上原典子です。


【子育ては受け身がいい】

  
私は保育士をしながら、3人の子育てをしました。

*子どもの成長って、こんな感じ。
*親として、こんな風にかかわるといい。
*家族は、こんな関係が良い。

知識はありましたが、思うようにいきません。

正しさや、こうすればこうなる、という思い込みが、かえってプレッシャーになり、

自分を責める要因になっていきました。

頭でっかちで、子どもをコントロールしようとしていました。


今、講座などでは、「保育士と先生は子育て下手だよ」と、はっきり言わせてもらっています。

(もちろん、全員ではありませんよ。そして、へただからダメな子になるわけでもないです。)

 
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子どもも、ママもみんなちがう

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本や、講演などで、こうしましょう…

というお話は、一般論なので、みんなに当てはまるわけではないですね。

たった2人や3人の兄弟でさえも、違いにおどろくことがありますよね。

わが家も、ホントに3人3様でした。

主体は、育児本や誰かが教える育児方法ではないということです。

お子さんに、合わせるのがいい。


どうすればいいか?

お子さんに聞くのが一番です。


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もっと、してあげたい ・・・の、わな

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子どもが、小さければ小さいほど、望むことを、望むようにしてあげるのがいい。

・・・と、精神科医の佐々木正美氏は、言っています。

夜中のミルクを

1、欲しがった時にあげたグループ

2、どんなに泣いてもあげないようにしたグループ

では、1の欲しい時にもらえたグループの方が、根気のある子に育ったという実験結果が、あるそうです。


子どもが、夢中に石を拾ったり、虫さがしをしたり…、

大人からは、くだらないことに見えることも、子どもにとっては大切な時間。

頭の中は、フル回転しています。


できたら、だまって見守って、子どもが話しかけてきたら、聞いてあ げられるのがいいと、私は考えています。

(もちろん、時間がない時は、おしまいね!もあり。連れ去るもありですよ)


それが、ミルクは一日○○CC…とか、何回が望ましいとか、知識優先になると、

こんなに欲しがるのは、おかしい、又は少なすぎる

もっと~~~しなければ…になりがちです。

遊びも、こんな遊びが、脳の発達に良いと聞くと、これをさせなくちゃ…

なんて、強引に誘ったり。


友達に関心が出る時期です、

なんて書いてあると、遊びたがらない子に、不安になったりね。

私が、ママとしてもっとしてあげたい・・・よりも、この子は今、何が楽しいのかな。

…と見てあげていると、きっと見えてくるものがありますよ。


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自分を責める必要は、ぜんぜんありません。

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*家事がてきぱきうまくいかない私は、ダメなママ
*友達が出来ないのは、わたしのせい
*あんまり食べないのは、料理がへただから
*泣かれてしまうのは、段取りが悪いから

こんな風に、じぶんを責めていませんか?

実は、私は何もかも、自分のせいで、勝手に自分の責任と思い込み、

劣等感、罪悪感にまみれていました。


子どもは、ダメな子でも、心配な子でも、出来ない子でもないのに、

…そう、思い込んでいました。(迷惑な話ですね)


骨折したり、万引きしたり、公園でお酒飲んだり・・・

いろいろ事件的なことは、ありました。

その時々、真剣に向き合っていけばいいし、向き合うための出来事だったな、と思います。


イチロー選手が、対談で言っていましたが、

「回り道が大切、失敗して分かることが、深みを増す」

のだと。


ママも、子も、いつも発展途上。

問題は、起きた時に、考えればいい。

ママは聞いてくれる。自分のプライドよりも、子どもの成長が大切。

そう、思うことが出来れば、問題はない。


ママは、力を抜いて、「手伝うことがあったら言ってね~~」

・・・そんな、受け身の姿勢がいいと思います。

 
今回お伝えしたことが、少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。


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子どものこころのコーチング協会 インストラクター上原典子
http://ameblo.jp/porepore12345

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