子育てに迷ったら、子育ての軸を考えよう | 子育てコーチング協会(旧:子どものこころのコーチング協会)

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● 子育てに迷ったら、子育ての軸を考えよう

こんにちは!子どものこころのコーチング協会インストラクターの、愛川よう子です。

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自分の子育てが本当にこれでいいのか、不安

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私は、子育てママの個別相談もうかがっていますが、こんなお悩みを聞くことがあります。

それは「自分の子育てが本当にこれでいいのか、不安」といった内容です。

どういう事かというと・・・


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自分なりに、子育てについては沢山学んだ。

本も読んでいる、情報収集もしている、セミナーで学んだり、資格をとったりもした。

怒らないように、自由にさせてもみるけど、本当にこれでいいのか不安になってくる。

不安になって、子どもの態度にやっぱりイライラしちゃって、怒ってしまう。

叱ったり、自由にさせたり、対応がぶれている気がする。

ちゃんとできていない気がして、自分がどう子育てをしていけばいいのか、分からなくなってしまいます。

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そんなご相談です。

確かに、自分の子育てってこれで本当にいいの!?と不安になりますよね。


現代は、子育ての情報も、あふれんばかりです。


子育て本に、ブログやFacebookなどのSNS、様々な講座・・・

「叱ってはいけない」「上手に叱る」「怒ってはいけない」「怒ってもいい」

「子どもの自己肯定感を育てなさい」「子育ては放っておくくらいがいい」

どれが一番いいのか、何が正しいのか、分からなくなりますよね。


これかな?と思ったそのどれかを頑張ってやってみるけれど、子どもの様子を見ていると「これで本当にいいの!?」ってモヤモヤしたり。

違う方法を選んでいる家庭を見ると、不安になったり。


子どもがワガママを言ったり、人に迷惑をかけたりすると、今までのやり方じゃダメなの!?って、ますます分からなくなっちゃったり。


多くのママが、そんな不安を抱えていると思います。

そんなとき、私がどうお伝えしているかを、今日は書かせていただきたいと思います。



私自身は、子どものこころのコーチング講座に、今から1年半前くらいに出会いました。


同時に、コーチングや、心のことなど、様々なことを学んできて、現在はとてもラクな気持ちで子育てができるようになっています。


でもそれまでは、私も子育てに沢山悩み、イライラし、そんな自分にも子どもにも、不安を抱えていました。

なんでうまくいかないんだろう、って。

今だからこそ、あの時のイライラや不安が何なのか分かります。


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いつもイライラしていた理由

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3年前、私が子育てでしょっちゅうイライラしていた理由。


それはね、私は子育てに正解を求めていたからです。


私の中で、「子どもはこうあるべき」とか、

「そのためにはこう育てるべき」とか、沢山のルールや、信じていることがありました。


それが正解だと思いこんでいるので、思い通りにいかない子どもにも、自分にも、イライラしっぱなしだったのです。

なんていうか・・・子どもが思い通りに育たないなんて、考えもしなかったんですね(><;)


つまり、子どもは言う事をきく。自分の思った通りに育つ、と思い込んでいたようです。

自分の無知さが恥ずかしい・・・


それともう一つ。

私、失敗したくなかったんだなって。

自分の子育ても、子ども自身にも、失敗させたくなかった。

正解、成功だけを体験したかったんだって、気付いたんです。


失敗しないように、怪我しない様に、間違えないように・・・必死で子どもをコントロールしていました。


この線路を走りなさい!って。

ちょっとでも脱線すると、「ダメー!」って思ってた。

実際「ダメ」ばかり言ってました。指示ばかりしていた気がします。

これじゃあ、窮屈ですよね・・・

子どもは、自分の力で、進めなくなってしまいますよね。

(あ、これはあくまでも私自身のお話で、先のご相談者さまの事例ではありません!)


とは言えそんなふうに、子育ての壁にぶちあたったからこそ、私は学びを始め、子どものこころのコーチングにも出会えました。(結果オーライ)



今では、子育てには正解がないって、心から分かります

今日はこんなふうに接してみた。うまくいった。

でもそれが明日、うまくいくとは限らない。

でもそれでいいんですよね。


この方法が正解、ではなく、子どもの心と成長を見ながら、子どもの話を聞きながら、子どもが自分で生きていく力を信じて、寄り添っていく。

その時々、精一杯、愛を前提に関われればいいのかなって思います。

だから、叱ってもいいし、時には放っておいてもいい。そう思うのです。


私は、講座にきてくれる方にも、いつもこう伝えています。

「子育ては、毎日が実験!」

迷ったっていい。間違えたって、失敗したって、大丈夫。

むしろ、それがあるから、人は今よりも成長できるのですから。


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迷ったときは、あなたの子育ての軸を見つめる

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子育てに正解はない。だからこそ迷うときもあると思います。

そんなときはね、方法ではなく、あなたの子育ての軸を見つめて下さい。

子育ての軸とは。

あなたの「この子にはこんな人になってほしい」という思いや、自分はいま、子どもに何を学んでほしいか、です。


例えば、

・思いやりのある人間になってほしい

・感謝を伝えられる人になってほしい

・人を愛し、愛される人になってほしい

・どんどん勇気をもってチャレンジできる人であってほしい

子育ての中で、あなたが一番大事にしたい思いです。


そこがしっかり見つめられれば、「そのために、親の私が今、できることは何か」が見えてきます。


それはきっと、とてもシンプルなことなはず。


いわゆる常識とか、正しさに軸をおくのではなく、ママ自身の思いを軸に、日々、お子さんに関わっていけたらいいですね。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

何か少しでも、あなたの子育てのヒントになれば幸いです。


子どものこころのコーチング協会 インストラクター 
愛川よう子


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