今シーズンはロロピアーナではドレス領域の大物カシミヤやレザーアウターで気になるものがほとんどなかったので、比較的カジュアルなアウターや小物そしてパンツ類を追加で爆買いしておりますw。ということで回数を分けてご紹介できればと思います。もはやロロピアーナ病ともいうべき状態ですねw。ちなみに6着ほどになります。
しかしながら今まで経験してきたどんなイタリアブランドも追いつけないであろう素材・作り・デザインは服を愛する人には一つの終着点であると考えています。
カシミヤといえばブルネロクチネリも挙げられるのですがデザイン性には賛同できても作りや素材はロロピとは比べるまでもないのです。一部ではロロピアーナのカシミヤを使用しているモノもありますが、さすがにロロピアーナも自社コレクションよりも良いモノは卸しませんよね。価格はさておき、ロロピアーナの妥協なきモノ作りは陰ながら応援していきたいです。
ただ一つ心配なのがロロピアーナもLVMHグループ傘下になり、規模拡大のためかウール素材を用いた廉価版を展開し始めていることなのです。
廉価版とはいっても高額ではあるのですが、実際に現物を見るとカシミヤラインとは別物でした・・・。ロロピアーナのウールといえばTHE BEST OF KINGSと呼ばれる通常のカシミヤ以上の極細繊維しかありえないと思います。ランク的にはベビーカシミヤと同等の価格で取引されるの世界最高峰ウール素材です。
結局クローゼットに長く君臨し続ける服というのは、極々シンプルで上質な素材のモノだけなんです。下手な色柄や奇抜な作り・デザインのものは結局飽きが来るのも早いのです。