こんにちは。
こだま堂の長峯です。
最近、ネットで知った面白い方の本を読みました
エコビレッジビルダー山納銀之輔という方の「天を味方につける生き方」です。
不思議な予言?をするおじいさんの出会いから、青年実業家としての波瀾万丈な人生、自然と共に生きる人たちの話などなど、面白くてあっという間に読めます
特に心に残ったのは、この本の冒頭にある言葉
・・・
「何かあったらどうすんの?」
「老後はどうすんの?」
人はよく不安を口にする。
俺は思う、
「じゃあ、老前は?」
・・・
そうそこなんですよ
今の日本人の心がとらわれて閉塞感がある原因
みんなそう言うよね。
「何かあったらどうすんの?」
「病気になったらどうするの?」
「結婚しなくてどうするの?」
「子どもいなくてどうするの?」
「老後はどうすんの?」
挙げ句の果てには
「死んだあと、お墓の面倒見てくれる人、どうするの?」
・・・そんなん知らねーよ・・・って思っちゃダメ
一生懸命お金を貯めて・・・いつか使う将来のために・・・。
なんでも、新NISAが始まって、20代の若者の3割がそれに投資をしていて、そのうちの何割かは一生懸命節約しながら全てのお金を注ぎ込む・・・ようなことをしているらしいんですね。
自分たちも、もっと若い頃にちゃんとお金について学んでおけば良かったな・・・とは思うので、若いうちからしっかりお金の勉強をしていて偉いな・・・とは思うのですが、医療従事者側からの立場で・・・。
老後に使うお金って、薬とか治療とか介護とか・・・がほとんどになっちゃうよって話。
そりゃあ、お金が無くて治療が受けられない、病気が治らないのは悲しすぎます。うちみたいな自費の漢方はたしかに高いし・・・。
ですが、今の時点では健康保険が機能しているし、収入が無い方は生活保護もありますから、最低限の医療は受けられるはずです。将来はそれが今と同じように機能しているかは分からないけど・・・楽しいことを全部ガマンして、最後にお金を使うのが医療・・・って、ちょっと悲しくないですか
それにどんなにお金をかけても治らない病気もたくさんありますし、いっぱいお金があって、使い切れないまま死ぬかもしれません。
自分は健康で無敵()だぁって思ってきたけど、40代半ばになって、テニス肘(雪かき肘ですが)が治りにくいとか、微妙に不具合が出てきて、若い頃より治りが悪いのを残念ながらはっきり自覚するようになってきました。
何も努力せずにまぁまぁ健康でいられるのは、あと20年くらいしかないかもしれません。
そう考えると、一生って本当に短いです。
お金のことも心配だけど、それよりも残りの人生をどれだけ元気でいられるか、運動したり、食事に気をつけたりしていかないとな・・・という健康貯金の方が気になる。だって元気なら働いて収入を得られますからね。
山納さんのように、自給自足で節約ってこともできるかもしれません。
いろいろご苦労されたようですが、写真の笑顔はキラキラしていて、今やりたいことをやって生きるのが本来の幸せな生き方だよねって感じました。
皆さんもやりたいこと、楽しいことは後回しにせずに、悔いの無い人生を送りましょうね