こんにちは。
こだま堂の長峯です。
合計特殊出生率が1.20で過去最低を更新したというニュースが大きく報道されました
日本が一番少子化なのかと思ったら、韓国や台湾、香港などはもっと出生率が低いんですね
その原因の一つに、高学歴化による競争社会というのがあるそうです。
日本も含めて、受験戦争というのが、アジア圏特有らしくて、たしかに10年くらい前、テレビで中国の小学校が紹介されていましたが、ものすごくみっちり勉強させられていて、とにかくすごかったんですよね
こんなものすごい勉強した優秀な子どもたちが大人になったら、日本は太刀打ちできないな・・・なんて思いましたが、社会に出て、燃え尽き症候群になってしまう人も増えているようです。あまりに受験戦争が過熱しすぎているので、何年か前に学習塾が禁止になったんですよね
そんなに一生懸命勉強しても、社会に出たらまた一生懸命働いて、老後の心配もして、なんだか本当に疲れる世の中ですよ。
このなんだか疲れる世の中・・・を変えないと、出生率は増えないんじゃないかなと思います。お金がない・・・ってよく言われるけど、どちらかというと、ゆとりがないって感じですよね。
ちょっと話は変わりますが、東洋哲学には「陰陽論」という考えがあって、それを簡潔に表わしたのが「太極図」です。
これは世界というか、宇宙というか、自然界の森羅万象の変化を表わした図で、誰が考案したのか分からないけれど、本当に奥が深いのです。漢方の体質鑑別にも、とても重要な考え方になります。
詳しく説明するとブログが長くなりすぎるので、簡単にお伝えすると「陰と陽は独立して存在するものでは無く、相互にバランスをとりながら変化していくもの」です。
人口はずっと増えつづけていくものでは無くて、ある一定を超えると、減っていくのは、陰陽転化とも言えます。ものすごく減ってきたら、また増える方に変わるんじゃないかなと思います。
また、若い人の間で、仕事や勉強に疲れて、ほどほどにして自由に生きる人が出てきているようです。死に物狂いで働くのが美徳をされてきましたが、これからはそんな生き方も流行ってくるでしょう。
そんな人を怠け者みたいに扱って、無理に仕事をさせたら、若者の自殺が増えて、もっと少子化してしまいます。全体的に仕事量をセーブする動きになれば、余裕が出来て出生率が増えてくるかもしれませんよね。
最近は、人口減少だけでなくて、いろいろなことが過渡期にきているのかなと感じます。悪いことばかり考えると、余計に運命が引っ張られると言いますので、希望のある未来を想像するようにしたいですね
HPのブログも更新していますので、良かったらお読み下さいね~2024.5.16 耳鳴り