こんにちは。
こだま堂の長峯です。
今年は暑くなるらしいとは聞いていましたが、梅雨明けしてないのにこの暑さ、異常ですね・・・。
去年もそうだったけど・・・うちの畑の野菜と薬局の庭のブラックベリーが全滅するかも・・・
まだキュウリ2本とミニトマト4個しか収穫してないのに・・・
海外でも異常に暑いところが増えてるようですし、これから世界的な食糧危機がくるかもしれません
日本の農家さんの平均年齢が67歳だそうで、相当ヤバイと思います・・・。将来農家に転身したいくらいだけど、売れるような野菜を育てるのって本当に難しいんですよね・・・
家庭菜園が全滅してるようではダメだね・・・。
さて、この暑さでバテる人がたくさんいらっしゃると思いますが、できるだけバテないための養生をご紹介します
①汗をかく練習
汗のかきすぎは、気陰両虚の原因(気と陰液の不足)になるので、よくないのですが、汗をかかない人は体温調節ができないので熱が籠もってしまいます。頭や首は冷えるタオルなどで冷やしながら、寒すぎない部屋で運動したり、湯船にエプソムソルトを入れて長湯したりすると、少しずつ汗をかけるようになると思います。
聖蹟桜ヶ丘店でやっている光線治療もオススメです
生薬なら桂皮(シナモン)は発汗作用がある生薬ですので、シナモンティなどにして飲むのもいいかも。
逆に汗をかきやすい人は、サウナ・辛いものは禁止です
個人的には、暑い部屋で汗だくで寝るのが好きなんですが、血栓ができるかもしれないので、マネしないでください(水をたくさん飲んでから寝てます)
②冷たい物だけ食べない
そうめんだけ、冷やし中華だけ、もりそばだけ・・・夏の食事って手抜きしたいですよね。冷たい食事の時は温かいスープなどもセットにしましょう。面倒ならお湯かけるだけのレトルトでもいいと思います
また、アイス、かき氷、氷が入った冷たい飲み物、取り過ぎに気をつけましょう。
冷えた胃症状に使う代表的な漢方薬は「安中散」ですが、湿が溜まって食欲が落ちた方には「カッ香正気散」「勝湿顆粒」などを使います。
お食事には生姜など薬味を使って、食欲を落とさないようにするのも養生のコツですね
③水分を摂るときはミネラルも一緒に・・・
水やお茶をたくさん飲むと血が薄まって「水中毒」になります。
1日に10リットル以上飲んじゃう方もいらっしゃるようです。ノドが乾くのに治まらないことありますよね。水分を取り過ぎると、頭痛がしたり気持ち悪くなったりする方は要注意です。
スポーツドリンクは、意外とミネラルが少ないのと、たくさん飲んでしまい、ペットボトル症候群(高血糖・糖尿病)になってしまいますので、うちでは「カルマグ1000」という海水を粉末にした商品をオススメしています。
梅干しも塩分補給+食欲が出るので、オススメです。
④死にそうに疲れた・・・漢方の出番
夏バテによく使う処方は、清暑益気湯、補中益気湯、玉屏風散、生脈散、牛黄製剤などなど・・・。牛黄製剤はちょっと高すぎて貴重品ですが、本当にバテたら必要かも。
自分はオイスターを毎日飲んで元気なので、ほとんどお世話になったことはありません。でも今年の夏はあまりにも暑そうなので、お世話になるかもしれないですね。
このまま暑くなったら、一体どうなるんでしょうかね
アメリカのカリフォルニア州やアリゾナ州で54℃を記録なんてニュースが出てたけど、54℃ってちょっと意味が分からないです・・・。外に出られるのかな・・・。靴溶けそう・・・。日本でそんなことになったら、うちのプロパンガス、爆発しないか心配になっちゃいますよ・・・
本当にみなさん、お大事にして下さいね
HPのブログ更新しました
良かったらお読み下さいね~