赤紫蘇の抗アレルギー作用 | こだま堂漢方薬局のブログ

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こんにちは。

こだま堂の長峯です。

 

花粉シーズンもあって、テレビでアレルギーについて特集していたのですが、そこで赤紫蘇が紹介されていました。

 

漢方で使う紫蘇は、緑の紫蘇じゃなくて、赤紫蘇なんですよね。

 

なんで緑の紫蘇は使わないんだろう・・・と思っていたけど、やっぱり赤紫蘇の方が薬効が高いってことなんでしょうねひらめき電球

 

なんでも、アトピー性皮膚炎のマウスの実験で、餌に5%の赤紫蘇を混ぜると炎症が抑制されるそうで、たしかに毛並みも耳の腫れも、普通のマウスと同じ感じになっていました。

 

炎症物質(ヒスタミン)を放出する肥満細胞の働きを抑えるとかなんとか・・・(食器洗いながら見てたので細かいところは見損ねたけど・・・汗

 

人間が赤紫蘇を食事の5%分食べようとすると、かなり大変なので・・・成分を特定して、サプリメントでの利用を開発中とのことでした。

 

5%っていうと・・・どのくらいだろう・・・50gくらいかな?赤紫蘇30枚くらい?生か乾燥かでも違いますよね。

 

乾燥させたら10gくらいになりそうだから、ちょっと頑張れば摂取できそうはてなマークですかね。乾燥で50gだったら、ちょっと無理だね滝汗

 

ちなみに、お刺身に紫蘇が添えてあるのは、魚介による蕁麻疹予防のため・・・と考えられています。

 

蘇葉が使われている香蘇散は、虚弱な人の風邪薬として知られていますが、蕁麻疹にも応用的に使われている漢方薬です。(香蘇散料より香蘇散の方がオススメです)

 

もし実験のマウスのように、赤紫蘇だけでも効果があるなら、試す価値ありますよねビックリマーク

 

前に勤めていた漢方薬局では、花粉シーズンに「赤紫蘇茶」をお客様にお出ししていて、買っていかれる方もいらっしゃいました。1包5gのお茶を1日で飲む感じかなはてなマーク

 

紫蘇ジュースと比べると・・・そんなに美味しくないんですけど、紫蘇ジュースは砂糖を入れるからね~・・・お茶の方がたくさん飲めるし、体には良さそうですねひらめき電球

 

赤紫蘇のお茶、お試しになりたい方は、ご用意できますので、お申し付けくださいね~ウインク