こんにちは
こだま堂の長峯です
またこないだの溝口先生の栄養セミナーの話ですが、面白かった話があるので、ご紹介します
家の中に引きこもっている人を取材していた方がいて、たくさん取材しているうちに、あることに気づいたんだそうです。
それは共通する3つの食べ物
必ずどの人の家にもあったものなんですって。
それは、
ホテトチップス
清涼飲料水(甘い飲み物)
カップラーメン
で、それをヘタレ人の食べ物と名づけたそうです
それで、そんな人の食事を改善させようと思ったら、これまた大変で、「食事に気をつけています」と言うから、何を食べているのかと思ったら、
ポテトチップス(うす塩)
スポーツドリンク、または、野菜ジュース
春雨ヌードル(低カロリー)
・・・・・脱力・・・・
という感じ。
その中の、ある患者さんを診察することになり、栄養療法と食事改善を根気よく説明して、徐々に外出も出来るようになり、仕事も出来るようになって、無事に社会復帰できたそうです
彼は、ヘタレ人だから、これらを食べてたんじゃなくて、これらを食べてたせいでヘタレ人にさせられてしまったんです。
一般の方は、栄養不足・・・というと、痩せてガリガリで、今にも死にそうな人を思い浮かべますが、現代人の栄養不足は見た目では分からないので、見過ごされます。(健康診断でも見過ごされます)
上記の方は極端な例なのですが、実は「一見、栄養バランスのよい食事」を摂っている方の中にも、栄養失調の方が少なからずいて、新型栄養失調と呼んでいるそうです。
昔の人よりたくさん食べているのに栄養失調・・・って不思議ですが、特定のものをたくさん食べるせいで、それを代謝する余分に必要なミネラル・ビタミンが生じてきます。(例えば糖質の摂り過ぎはビタミンB2不足に)
必要なものだけを無駄なく食べる生活が健康的なのかもしれませんね。