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2017-09-14 21:00:50

この世の地獄・立山室堂血の池地獄

テーマ:素晴らしい景勝地と史跡

[火山ガスと真っ赤な血の池群]

以前、山岳避暑地三景や黒部渓谷下ノ廊下の記事で触れた、日本最高所の温泉や最高所のトンネル(立山黒部アルペンルート)を擁す富山県・立山の登山基地、室堂(標高2450m)だが、ここは夏と秋では景色が一変する。

 

夏場は緑が眩い高原で、点在する火口跡である池も碧く鮮やかなのだが、9月末以降の秋、景観が様変わりして、室堂を取り囲む高山群の山肌は茶褐色となり、点在する池の一群、血の池群(上の写真と下の地図)は俯瞰すると池面が赤黒く映り、仏教に於ける地獄の「血の池」の様相を呈している。そしてその北西にはその名も「地獄谷」という箇所があり、至る所から火山ガスが噴出し、周辺は賽の河原をイメージさせるような荒涼とした景観で、まさしく「この世の地獄」たる光景。

 

立山周辺には「立山地獄」なる地獄群がある。平安時代末期の「本朝法華験記」や「今昔物語集」には、日本のあらゆる罪ある者は立山地獄に堕ちる旨、記されている。前述の地獄谷には昭和中期まで二体の身代わり地蔵が建っていたのだが、藩政時代中期の「立山道名所」によると、この地蔵が亡者の身代わりとして地獄の責め苦を受けてくれたため、地蔵の目や耳、鼻、手足等がそぎ落ちたのだと言う。

 

立山地獄は八大地獄に各16の別所地獄等を合わせて136の地獄があるとされるが、その一つが前述の「血の池地獄」なのである。この地獄には女性のみが堕ちるという。それは、女性は生前、月経や出産で不浄を行い、その血で穢れた衣類を川で洗濯し、その川の水や、それを使用した野菜、飲んだ魚等を神仏に供えるからである。死後、血の池地獄に落ち、毎日鬼に池の血を飲まされるという。

 

その女人救済施設もあった。芦峅姥堂がそれで、女人救済の一大霊場となっていた。しかし明治の廃仏毀釈で廃止された。その後姥堂基壇が発掘整備され、平成3年、そこに隣接して立山博物館別館・遥望館が建設され、灌頂法会等を体験できるようになった。

 

当方が室堂(室堂平)を訪れたのは’931019日の平日だったが、立山黒部アルペンルートは国際山岳観光地だけに観光客は多かった。早朝や夕方以外では登山客の姿は殆ど見られない。この時期、標高二千数百メートルの高地では冬の寒さになることは想像していたが、耳がちぎれるほどの痛みを伴う寒さだった。西日本では雪山級の極寒である。

 

この立山山系に抱かれた室堂には周回する各種遊歩道が整備されている。当方はアルペンルート東端の大町温泉郷の「酒の博物館」に寄って各地酒の試飲をしたかったため、室堂では遅い昼食後、その遊歩道の一部を駆け足で巡った。まず、最大の火口湖跡池・みくりが池かその東のミドリが池を巡ったと思う。それから血の池群北西の展望台へ登り、各池や立山山系を見渡したが、雲が低く垂れこめていたため、山系は中腹までしか望めなかった。

 

日本一高い場所にある温泉・みくりが池温泉から地獄谷へと向かった。谷周辺では鼻を押さえていないと嘔吐してしまいそうなほど、臭いのきついガスが噴出している箇所もある。荒涼とした谷周辺には尖った岩塔も聳え立ち、側からもガスが噴き出している。

 

地獄谷にはコンヤ地獄やかじや地獄等があるが、どこがそうだったのかは覚えていないし、ガスの中、ゆっくり探勝する余裕はない。遊歩道北端の雷鳥平まで行ったかどうかも記憶にないが、バスの発車時刻まで時間に余裕がなかったため、走って40分ほどで巡った。普通に歩いて回遊しようと思えば、その倍ほどの時間を見ておくといいだろう。

尚、大町温泉郷へ向かう前、大観峰(2316m)や黒部平(1828m)のケーブルカー乗り換え地点で少し展望を楽しんだ。下の写真は黒部湖。

 

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2017-09-13 16:27:17

初公開!愛媛県第二位の落差120mの千段滝(面河渓周辺)

テーマ:素晴らしい景勝地と史跡

[林道から15分なのに探訪者なし]

以前、愛媛県久万高原町にある四国一の渓谷・面河渓よりも水の色が美しいその支流・鉄砲石川を紹介した(『四国最高水質の大渓谷に注ぐ清流の川』及び→『四国最高水質の大渓谷に注ぐ清流の川(2)』)が、その川の更に支流の谷には愛媛県第二位の落差を誇る千段滝(せんだんのたき)が懸かっており、鉄砲石(火縄銃の形状をした石)の下方やや手前の林道沿いには看板まで建っている。更にその下の鉄砲石川キャンプ場の炊事棟横には、滝が記載された等高線入りの地図板まで設置されている。にも拘らず、ネット検索してもこの滝の探訪記事は皆無。

 

しかし実際に訪れてみると、平成に入り、廃道化したと言われていた探勝路は、取水パイプ管理道として薄いながらも現存しており、渡渉地にはマーキングテープも巻かれており、キャンプ場から僅か10分台で到達することができる。滝の形状は同じく鉄砲石川支流に懸かる布引滝(落差80m)と同じような滑滝で、川床の岩盤を滑るように流れている。その岩盤に無数の節理の段差があることから「千段滝」(下の地図)と名付けられたのだろう。

 

アプローチは過去に投稿した鉄砲石川の記事と同じで、駐車場は「国民宿舎面河」の先にある最奥の「面河渓第二駐車場」。そこから車止めチェーン手前の山道を上がって素掘りトンネル東口に出て、そのトンネルを抜ける。

 

数分でキャンプ場のトイレが現れ、すぐ千段滝の看板が現れるが、当然そこから滝は見えない。炊事棟横の地図板の所に下りる前に、以前も紹介したかも知れないが、その先のカーブ周辺の右手にある小径を登り、「こうもり石」(上の写真)と「鉄砲石」(下の写真)を見られたい。前者は以前解説したように、バットマンのロゴマークにそっくりの平たい石。後者は「鉄砲石川」の河川名の由来になったもの。

 

炊事棟近くから河原に下り、川石を跳んで渡り、斜め向かいの、上流に滝のある谷入口(下の写真)に立つ。谷の左岸(北岸)奥の木に赤いマーキングテープが巻かれた薄い踏み跡があるので、それを登るが、すぐ取水パイプの金属製桝(タンク)手前で谷に下りる。

 

谷の水量は極めて少ないが流木だらけのため、一見すると遡行し辛いように思える。が、右岸寄りが歩き易い。ほどなく岸の上の切株から細くて短い鎖とロープが垂らされている箇所に到る。そこから岸に上がるとやや下草がヤブ化した探勝路が付いている。

 

その踏み跡も土砂崩れ跡に達して消えるが、そこの斜面の岩盤には水が流れた跡があるので、雨後は滑滝が現れるのだろう。この岩盤の崖があるということは、探勝路はここで対岸に渡るはず。案の定、対岸の木にはまた赤いマーキングテープが巻き付けられている。渡渉地付近の上には、鉄砲石川の上流にある兜岩に似た崖が屹立している(上の写真)。

 

対岸の踏み跡自体は不明瞭だが、取水パイプを伝っていけばいいのでルートは誰でも分かる。取水パイプは千段滝で終わっていた。当初、滝のイメージを勝手に愛媛県一の滝・高瀑や第三位の滝・御来光の滝のようなものと思い込んでいただけに、布引滝のような滑滝だったことは意外だった。ここの標高は760m前後。

 

この滝も布引滝のように全景を拝むことはできず、下部の半分から3分の1位しか見えない。見える範囲では三段になって落下しており、三段目上には鉄砲石川上流の鎧岩のような崖が切り立っている(上の写真)。その崖の上部は人の横顔のようにも見える。三段目から上は谷筋が急カーブを描いているため、見えないのである。それを見るためには沢登り装備が必須となる。

しかし「120m」というのは落差ではなく、滝の「長さ」ではないだろうか。四国随一の滑滝である滑床渓谷の雪輪ノ滝も落差こそ80mだが、全体の長さでは300mを超える。

 

帰路は以前、鉄砲石川を探訪した時のように、谷の出合から鉄砲石川を「櫃の底」(滝壺)へと落下する滝の天辺(下の写真)まで下ったが、こちらも川床は滑らかで渓流は滑るように流れており、水は「面河ブルー(仁淀ブルー)」のエメラルドグリーン。

 

そこからは一旦林道をトンネル西口まで戻った後、再び川床へ下り、神秘的な櫃の底を鑑賞した。そこから夫婦滝(雄滝と雌滝)まで下って行こうとしたが、途中で堰堤があり、そこから下流に下るのは不可だったため、車で面河ダム第一承水堰のやや下流まで移動し、そこから川床に下り、面河川と鉄砲石川の出合「想思渓」を目指すことに。実は道路から直接想思渓に下りる小径があることを忘れていたのである。

 

想思渓も白く輝く川床が美しい渓谷だが、ここにあると言われる夫婦岩はどれがそうなのか分からなかった。一際大きな石とその横に挟まれた小さな石のことだろうか。

想思渓から鉄砲石川を遡行しようと思ったが、すぐ遡行が困難となったため、左岸の山肌の造林作業道を登って行ったが、川面から大きく外れてきたので、諦めて引き返した。前述のトンネル南方の尾根から夫婦滝や桧山出合の滝を見下ろすことができるのだろうか。

 

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2017-09-11 22:20:42

謎の隧道から滝が!土佐清水市の海岸段丘滝群

テーマ:素晴らしい景勝地と史跡

[素掘り隧道滝から落差30mの滝まで]

以前、素掘り隧道から落下する滝として松山市の不動滝、海岸段丘滝として徳島県牟岐町の白滝等を紹介したが、海岸段丘にある素掘り隧道から落下する滝が高知県土佐清水市の足摺半島にある。武市伸幸氏の著書に掲載されている落差30mの千万滝の滝壺に向かう途中にある、砂浜に落下する滝である。隧道と滝の規模は不動滝の半分以下だが、隧道内に入ることができ、滝の天辺から海を見下ろすことができる。

 

それらの滝は大谷地区にあるのだが、そこに行く前、布地区にも小さな滝があるのでそれから紹介したい。アプローチはまず、四万十市間崎で国道321号から県道343号に左折する。尚、以前も解説したように、高知市方面から土佐清水に向かうには、黒潮町の道の駅ビオスおおがた裏の道路、若しくは下田ノ口で県道42号に左折後、広域農道を辿って四万十大橋を渡り、国道321号に出れば、信号も交通量も少なく、オービスもないので早く到達できる。

 

県道343号は途中で市道に変わる(現在は県道のままかも)が、土佐清水市に入ると再び343号となる。が、立石集落でまた市道に戻る。集落に入って右手に最初に現れる民家(立石八幡宮手前)前のY字路を左に折り返すのだが、この道は対向車が来ると退避できないので、一旦立石川橋を南に渡って適当な路肩を探して駐車し、引き返した方が良い。その道路は帰路、辿ることになるので歩きのロスにはならない。

 

前述のY字路よりの道路終点(上の地図)から浜に下り、南下して行く。立石川河口は砂浜によって堰き止められ、池のようになっている。最初の谷(立石川支流を除く)入口の岩場には雨後や長雨時期、小さな滝が懸かるが、これは通称「コウラの滝」(2枚目の写真)。

 

道路終点から30分ほど南下した地点にはコウラの滝よりも絶壁の「長谷の滝」(上の写真は下滝)が懸かっている。但しこれも落差は10m以下で水量も極めて少なく、滝壺も猫の額ほどで、水流も波打ち際に達する前に伏流になっていたと思う。

 

滝の左岸(北岸)から滝の天辺に上がれる(上の写真)が、そこに上がるとすぐ上流にもう一つの滝(下の写真)がある。先程の滝とこの滝を合わせて長谷の滝という。上段の滝は景観的にもっと滝らしい。

ここから来た道を引き返すのでは面白くないため、回遊する。上段の滝から更に上に踏み跡が続いており、沢が分岐する箇所の上方にロープが垂らされているので、それを掴んで尾根に上がる。

 

その後、作業車道に出る。いくつか分岐があるが、「上り」の道を選ぶ。しばらく進むと小屋が複数ある畑に出て、西に進んで行くと四国のみちの道標が建つ林道(地形図では破線)に出る。ここは144m三角点峰の南東にあたる。後はこれを北に下って行くと立石集落に戻りつく。途中、太平洋の展望が開ける箇所がある。

 

次は車で足摺半島東部海岸の大谷地区まで移動する。当方は武市伸幸氏が著書の千万滝の項で紹介していたコースを往路下りたが、その駐車場所(上の地図)は一台分しか駐車スペースがなかったため、お勧めできない。駐車するなら県道27号の大谷西口バス停から南方の適当な路肩が良い。

 

武市氏のコースは、田中たばこ店跡(道路縁にたばこの看板が立てかけられている)から南に二本目の車道の三差路を東に折れる。この道は更に分岐を過ぎると未舗装の悪路になる。道が左急カーブになった地点の右手に浜への小径が下りている。

 

浜に下り立った地点の南側には堤防跡があるが、ここは港跡。この堤防付け根に隧道から滝が落下している(上の写真)。落差は10m未満だが、水量は多く、水流は海へと流れ込んでいる。

当初、隧道に上がる道の存在を知らなかったため、もう一つ南の谷に懸かる千万滝へと向かった。千万滝は流石に落差が30mもあるため、見応えがある。上の写真で見るよりも水量はあり、浅い滝壺を経て水流は海へと注ぎ込んでいる。武市氏がこの滝の存在を’90年代初頭までに把握していれば、間違いなく「こうち滝100選」に収録していたであろう名瀑である。

 

ここより南方にも滝はないものかと、浜を流れる音無川(上の写真)を渡渉して行ったが、落差3mほどのものや、激流の沢(下の写真)があった位。

帰路は音無川右岸の道を登って県道27号に出たが、皆さんは前述の堤防の付け根に上がり、そこから続く道を登れば良い。

 

ほどなくその道は沢を木橋で渡るが、その橋の下に隧道が開口している。しかしなぜこんなすぐ浜の上に隧道を掘ったのかは謎。港に至る道が沢の出水で崩れないようにしたものなのか。

隧道内は増水していなければ短靴でも歩くことができ、滝の天辺から海原を望むことができる。但し、スタンス(足の置き場)とホールド(手掛かり)は慎重に。

 

道に戻って上りを再開すると、滝状の流れを経てまたもや直瀑の滝(下の写真)が現れる。落差は十数メートルで滝壺の形もしっかりしており、景観的には山中の滝と変わりない。この滝も名称がついていないようなので、「大谷の滝」と仮称したい。先程の隧道滝は「大谷隧道滝」と。

民家前の道路に出ると西進し、突き当たりは北に折れる。この道は県道の大谷バス停のやや北方に出る。

 

これらの滝を探訪した翌日、愛媛県第二位の落差120mの滝を探訪したのだが、いずれまたレポートを投稿したい。

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