べく杯【高知県】

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9月になりました!
まだ昼間は暑いですが、朝晩は少しずつ涼しくなってきました。
トップページでもご紹介しているように、お月見の時期も近づいてきてます。

さて、高知のお月見に欠かせないといえば、美味しいお酒。
そこで今日は、高知のお酒の飲み方を少し紹介します。

みなさん聞いたことがあると思いますが、
高知にはべく杯という変わった杯があります。
べくはい(可ク杯)とは、まっすぐ立たなかったり穴が開いていたりする、すなわち飲み干さないと置くことの出来ない杯のこと。お酒を注がれたら残せない、注がれたお酒は全部飲む、それが高知のお酒の席でのルール。(でも、無理強いはダメですよ)

では、そのべく杯、どんなものかというと、
$なるこちゃんブログ《高知の観光情報ブログ》

こういうもの。
ちょっとわかりづらいですか?
では、ひとつずつ。

$なるこちゃんブログ《高知の観光情報ブログ》
右はまっすぐに立たない杯。
置くところころと揺れるがです。

そしてこちら、
$なるこちゃんブログ《高知の観光情報ブログ》
底に見える黒い点は穴、穴をふさいでないと、どんどん酒がこぼれてしまう杯。
どちらも、飲み干すまでは下に置けんがです。

ところで、べく杯といえば天狗のイメージを持っている方も多いと思いますが、こちらで紹介している、おかめ・ひょっとこ・天狗のべくはいは、お座敷遊びで使われるもの。
(おかめは酒が入ったまま置くことも出来ますが、ひょっとこは穴が開いているので、天狗はまっすぐ立たないので置くことは出来ません)
この3種類以外にも、写真の杯のように色々な形があるがですよ~。
お土産屋さんや酒屋さんに置いてあるので、チェックしてみてください。

べくはい、県外のお友達が遊びにくる時など、お酒の席で使ってみてください。
でも、飲みすぎはほどほどに!


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