2019年4月9日(火)のことです。
T大学の桜。
晴れ渡った、風が強い日で、桜の絨毯ができていました。
T大学歯学部付属病院に3か月毎の定期検診に行きました。
今回も主治医で執刀医のユーミン先生です。
いつものように頸部リンパ節の触診と、
口腔内の視診と触診です。
「はい、問題ありませんよ。」
ユーミン先生に、そう言っていただくと、ほんとうに安心できます。
そして必ず、婦人科の方のことも聞いてくださるんです。
前回の検診のときには、経過観察中の腫大リンパ節が縮小傾向にあるので、経過観察を続けることになったところまで報告していました。
でも今回は残念なことに、1か月前の造影MRIで前回1㎝だったものが長径40㎜に急成長してしまい、再々発が確定。
したがってプラチナ抵抗性のため、セカンドラインとしてイリノテカン療法を始めたことを報告しました。
報告したことはパソコンに記録してくださいます。
「抗がん剤で口内炎は出ませんでしたか」
「はい、お陰様で大丈夫でした。」
「臨床でイリノテカンを使った経験はありませんが、口内炎ができたときは相談してくださいね。
お電話でもいいですからね。」
「ありがとうございます」
「今はそちらの治療に専念してくださいね。
一往3か月後に予約を入れますが、都合が悪くなったらいつでも変更できますからね。」
「今年の11月末で術後5年になりますので、それまでは頑張ります。」
「それが過ぎても、長いお付き合いになりますので、よろしくおねがいします。」
「はい、こちらこそ、よろしくお願いします。」
言外に、婦人科がんの治療も乗り越えて、舌癌の経過観察を末永く続けましょうね、
と励ましてくださるユーミン先生なのでした。
ワタシはほんとうに素晴らしい医師に恵まれました。
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舌癌は早期発見が大切です。
2週間以上経過しても治らない口内炎は、
口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部科などの
専門医療機関を受診しましょう
かかりつけ医に申し出れば、
すぐに紹介状を書いていただけます。
早期発見できれば、決して予後は
悪くありません。