関東ティーンズカップラクロス#Final4進出校を紹介する① | 鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル

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先週Final4進出が決まった第26回関東中学高校女子ラクロス春季リーグ戦(ティーンズカップ)6月15日(土)三浦市で開催される準決勝進出校を紹介していく。

今回は第1試合を戦う

東京成徳大学中学高校(BRAVE YOUTH/BY予選Aブロック1位)

ティーンズラクロス界では言わずと知れた名門校。全日本中学高校女子ラクロス選手権大会の最多優勝校でもある。

彼女たちが演ずるラクロスは、高い戦術理解、技術を兼ね備え、智将、闘将の的確な指導と、豊富な練習、選手層の厚さから独自のブレイブユースワールドを作り出している。

その典型的なものが、ゴール前の守備。ティーンズでは唯一無二のバッカーゾーンである。そのゾーンディフェンスの毎年毎年改良され、ゾーンディフェンスの可能性を大きくしようとチャレンジしているかのようにも見える。

古くは1999年の第2回女子U19世界選手権大会日本代表に長岡良江さん、大河内麻美さんらを輩出した記録が残っているが、それ以前の活躍も知られている。

新チームになってからのBY(以降BYと略記)は

秋季大会 優勝

<1部決勝戦>

1部最優秀選手

5番 岡崎桜空(さら)選手

<第15回全日本中学高校女子ラクロス選手権大会>

惜しくも vs 横浜市立東高校 準決勝敗退

☆準決勝

その雪辱に燃えている。

ティーンズカップではAブロックにおいて

秋には接戦となった、全国2位の飛鳥高校に対しても13対7と勝ち切り、ブロック1位で決勝トーナメントへ進出。2回戦で大妻多摩中高を圧倒した。

ここまで完全な形で勝ち進んできたBYには、それ故に生ずる油断も無さそうで、怪我からの復帰を目指す3番吉野選手も間に合い良い状態で試合に臨む事になりそうだ。

関東U-18メンバー

岡崎 桜空   MF、岡本 萌音   MF、小俣 南々葉   MF
配島 叶夢   MF、福山 暖菜   DF
5人を含み強力なチームとなっている。

☆こぶ平's Eye

ラクロス応援チャンネル的注目は、秋のMVPにも選ばれた5番MFの岡崎選手だ。

岡崎選手は、長身で技術力も高く、しなやかな1オン1を魅せる。彼女のブレイクを止める事は相手DFにとって至難となるだろう。

☆準決勝第1試合を戦うもう1チームは

日本大学高校中学(AQUA/予選Bブロック2位)

日本大学高中(以降AQUAと略す)も全日本選手権大会で2度の優勝を飾っている強豪チームだ。

特に2019年には今NCAAで活躍する中澤姉妹に、現在関東大学リーグのトップ選手とも言われる秋山選手を擁しての優勝であり、2020年に大会があれば連覇は確実と言われたチームを作り上げていた。

今回のチームは秋の大会では、決勝トーナメント1回戦で優勝したBYに完敗をして(3対14)、全日本選手権への道も断たれるなど、順風満帆には遠い状態だった。

しかし、この春にはチームは一変。

予選ブロックこそ全国優勝の横浜東に敗れはしたものの、互角の戦いを魅せ

今回ベスト4に進出した桐蔭学園戦では圧倒をするまで進化した

何より、チームの雰囲気が良くなり、前を向き明るく声の出るAQUAらしさが出てきた。それをリードするのが29番霜田選手と72番マッキー選手のツインタワーだ。

攻守において基盤を作れるし、自らも1オン1に強さを持つ。そしてU18組の豊田、青山、吉田選手に若い選手も呼応して得点力、守備力も向上した。

決勝トーナメントにおいても、

圧倒的なパフォーマンスで伊奈学園を下し、良い勢いのままBY戦を迎える事になる。

☆こぶ平's Eye

攻撃6人どこからでも仕掛けられる攻撃が、BYのゾーンDFに対してどのように機能をするのか。やはり29番72番の動きに注目をしたい。

 

激しい攻防が予想されるこの試合。本当に多くの人に見てもらいたい。とういうのがラクロス応援チャンネルの本音だ。

 

そして、本当に大学がリクルーティングすべき選手がたくさんいる事もお伝えしておく。

 

以上 関東ティーンズカップ準決勝出場校紹介 その1でした。

 

やっぱりラクロスから目が離せない。

こぶ平