2023年度最後の全日本選手権#第15回全日本中学高校女子ラクロス選手権大会 | 鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル

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お待たせしました。延び延びにしてしまっていました、今週末に迫った第15回全日本中学高校女子ラクロス選手権大会

その出場校紹介をこれから木曜日まで連日で伝えていく。既報通り3月17日に行われた東日本第5代表決定戦において桐蔭学園が勝ち抜き、全8校の出場校が決定した。

今日から第15回全日本中学高校女子ラクロス選手権大会の紹介シリーズ始めます | 鼓舞 平(こぶ平)のラクロス応援チャンネル (ameblo.jp)

https://ameblo.jp/kobhey10/entry-12845154801.html

<東日本>                     優勝

東京成徳大学中学高校 関東秋1位 BRAVE YOUTH   5回

都立飛鳥高校     関東秋2位 LEGENDS    初出場

横浜市立東高校    関東秋3位 East Girls     2回

目白研心中学高校   関東秋4位 WHITE EYES

桐蔭学園高校     東日本第5代表 SERAPHS   1回

<西日本>

立命館宇治高校    西日本秋1位 Cherry’s

同志社高校      西日本秋2位 BEAT BEANS  2回

大阪国際中学高校   西日本3位 AZELIA     初出場

 

今大会は従来と異なり、2校の初出場校が参加を決めたフレッシュな大会になりそうだ。初出場校は以下

東日本2位 都立飛鳥高校

西日本3位 大阪国際中学高校

今回は西日本3位で初出場を決めた大阪国際中学高校チームを紹介していく。

☆学校からいただいた紹介

①チーム愛称
 「AZALEA」
②愛称の由来
 ・学校がある大阪府守口市の市の花「サツキ」から。(AZALEAはサツキの英名)
 ・地域に愛されるチーム名を目指したいとの思いから名付けました。
 ・ユニフォームの胸にはサツキの花をデザインしたエンブレムを付けています。

③過去の最高記錄
 ・2023関西春季大会3位、同秋季大会3位、全日本選手権大会初出場
④チームの人数
 ・18名(高2:9名、高1:3名、中3:3名、中1:3名)
⑤主将 名前 背番号 ポジション
 ・松本莉歩(まりあ)No.3 MF
⑥注目選手
 〔攻撃〕高原真輝(まき) No.9  AT ⇒ 爆発力を持つチームのエース
     蔵谷くるみ    No.6  MF   ⇒ キビキビとした素早い動きが武器
 〔守備〕鈴木陽葵(ひまり)N0.8  DF   ⇒ 走力を活かした粘り強い守備が持ち味
     淺田結生(ゆい) No.15 DF  ⇒ 持久力は誰にも負けないド根性DF 

   
⑦チームの特徴
 ・足の速さと体力、ディフェンス、粘り強く諦めないところ
⑧大会目標、決意
 ・初出場ですが、チームの良さを発揮し、全力で頑張ります!

⑦⑧は選手の皆さん自らの紹介です。

<こぶ平’s Eye>

大阪国際中学高校。

恐らく関西の中でもまだ知る人は少ないかもしれない。それもそのはず。中高が創立されて丸2年の中高一貫校だ。

https://www.kokusai-h.oiu.ed.jp/about/history/

しかし、母体の大阪国際学園は90年以上の歴史を持ち、前身となった大阪国際滝井高校は春高バレーボール女子の全国優勝の経験もありその名は知られている。

2022年に学園の系列の中学校と高校を統合し2022年4月から開学されたのが大阪国際中学高校だ。

そして、大学の大阪国際大学は2009年の第1回全日本大学選手権関西代表として準優勝を果たしている。(2008年、2009年と関西地区連覇を果たしている)

そんな学校が、2022年の開学時に女子のスポーツとして、バレーボール同様にシンボルになるスポーツが検討される事となり、奇しくの縁からラクロス部が選ばれた。*1

そして、ラクロス&勉強両立の特待生制度を設けてラクロスに対して学校の協力が担保され、わずか1年半で関西代表の座を掴んだ。*2

ラクロスのグラウンドメイクが必要のないグラウンドで

イメージ画

週6日のラクロスの練習に取り組み急速に力をつけてきた。

ある週の練習スケジュール

皆さんもご存じの通り、中学高校生のこの時期の伸びしろはとても大きい。その間にこの環境で秋のリーグ戦以降練習を続けてきたチームが全国大会にデビューする。

対戦するのは、同じく初出場の都立飛鳥高校だ。

同じ初出場だが、関東の百戦錬磨のチームとの戦いで鍛え上げられたチームにどう戦いを挑むのか。

鍵はキャプテンシーと1年生の進化での底上げかもしれない。

大会は3日間連続の試合となるため、その豊富な練習も優位になるかもしれない(ただし、練習量の豊富さでは飛鳥高校も関東一かもしれないが。)

先ずは、全国大会を経験し優勝の為には何が必要なのか、全国との交流も欠かさず、積極的に行うことも肝要だろう。

 

全国大会で、どんな輝きを放つのか楽しみなチームが又一つ現れた。

●第15回全日本中学高校女子ラクロス選手権大会

☆開催期間 2024年3月29日(金)~3月31日(日)

☆開催場所 神奈川県三浦市 潮風スポーツ公園多目的運動場

https://www.city.miura.kanagawa.jp/soshiki/dobokuka/dobokuka_koen/dobokukuka_kouen_kouen/844.html

やっぱり、ラクロスは面白い。

こぶ平

*1 チーム設立の経緯には、本当に奇縁が存在する。設立時に招かれた校長先生が、ラクロスのファンだったというものだが、そのファンになった縁というのが又奇なるものだ。興味のある方お聴きください。

*2 2022年の開学前に、大阪国際滝井高校でラクロス部が仮発足され実際に西日本のティーンズリーグ戦に出場したのは2021年となっている。