7週を目を過ぎ、レギュラーシーズンの半分を消化したNCAAラクロス。戦国時代の様相は今週も拡大し、最近5週間で4回もランキング1位チームが敗れる波乱が続き、今週も2週間前に史上初のランキング1位を記録した陸軍士官学校が、パトリオットリーグのランキング30位以下のボストン大学に完敗する波乱が起きた。
結果一覧
陸軍士官学校vsボストン大学
パトリオットリーグでは過去12回の対戦で8勝4敗と陸軍士官学校が勝ち越しているが、ここ2年は連敗(2022年10対14、2023年11対12)を喫しており、決してやりやすい相手ではなかったようだが、今回も立ち上がり0対4とされた差をキャッチアップする事はできなかったようだ。
ボストン大学3年ゴーリーのウィル・バーンズが15回のセーブを記録し、試合前に平均15.71ゴールを記録していたアーミーの攻撃に対してわずか9ゴールしか許さなかったのが大きかったようだ。
ボストン大学がランキング1位を倒したのはNCAA史上初の事であり、今季の戦国時代ラクロスを象徴する試合となった。
復調の流れが出てきたメリーランド大学も、ミシガン大学に敗れ、さらに上位を伺うノースカロライナ大学はランキング下位のハイポイント大学に不覚を取ってしまった。
上位を伺うチームで唯一無敗のクィニピアック大学が無敗を更新。ニュージャージー工科大学に代わり台風の目となってきた。
白がクィニピアック大学
結果的にランキングは大幅に動いた。
15位までの全ての大学のランキングが変動して、ノートルダム大学がトップに返り咲き。シラキュース大学がランキング3位まで上昇してきた。
クィニピアック大学は2016年にMAAC地区優勝を飾っており、2001年にまでさかのぼると年間14勝2敗という記録が残されている。今季何処まで続くのか楽しみだ。
以上NCAA男子ラクロスの先週の結果でした。
やっぱりラクロスから目が離せない。
こぶ平