兵庫県神戸市・太山寺において撮影
写真撮影と取材と称して、
所属コースの先生方や
クラスメートのみなさんと校外学習で
お寺に行ってきました。
学校から徒歩30分ほどのところにあり、
神戸市内にあるお寺ながら、
このたびが初めての参拝となるお寺です。
てくてくと住宅街・工業団地を抜け、
田舎道を通り、現地に着いてみると、
なんとなく、
「学校も元々は山だったところを
切り拓いて建てられたのだろう」と
想像される場所にあるものの、
まさか、学校の近くにこんなところが
あったなんて!
と思うような風景が
目の前に広がっていました。
山々に囲まれ、
山の裾野には田畑が広がり、
また、川も上流に近いと思われるような
大きな岩がゴロゴロ転がっていて、
川の水も、太陽の光をキラキラと
反射させているきれいな水でした。
神戸は、ハーバーランドや元町、三宮等の
中心部を見る限りは、
おしゃれな街といった印象ですが、
一方で北側には六甲山系の山が
連なっており、
北区や西区をはじめとしたところには
田園地帯もある、
自然にも恵まれた街なんだなと
思わずにはいられない面もあります。
さて、お寺では、
先生方も私たち学生も
学校または個人所有の一眼レフカメラを手に、
境内を思い思いにまわり、
写真撮影を行いました。
中には、御朱印をいただいたり、
おみくじを引いているクラスメートも。
みなさん、いきいきとされていて
明るく、はじけるような表情が
あちこちで見られました。
もちろんわたしも、です。
こんなにはしゃいだのは
いつぶりのことでしょう。
あんなに大変なことになっていた
コロナ第5波が驚くようなスピードで
一定の落ち着きを見せ、
緊急事態宣言が解除されて
経済活動を少しずつ再開され始めた昨今。
何の心配事がなければ、
デザインの勉強のために
みんなで美術館に行ったりも
していたそうですが、
そういうことは叶わないかもと
思っていただけに、
在学中に机上から離れて、
こうして皆で和気あいあいと
楽しいひととき、
楽しい思い出をつくることのできる機会に
恵まれて、本当によかったと、
心の底から思いました。
お寺は秋は赤や黄緑に
色づいた紅葉で美しく彩られ、
春は桜の名所のひとつなのだそうで、
近隣の方やカメラ愛好家の方も
撮影に訪れるのだとか。
また、訪れた際には、
結婚式の前撮りをされているカップルが
おられました。
「近々良いことがあるかも」
なんて考えながら、
楽しく、感慨深く
境内をまわらせていただきました。
そして、これからしばらくは、
このたびの校外学習をもとに、
課題制作に取り組むこととなります。
気づけば、11月も下旬、
学生生活も残り4ヶ月。
毎日が駆け抜けていくかのように、
あっという間に過ぎていきます。
それだけ充実した日々を
送らせていただいているのだと思います。
ただただ、
先生方やクラスメートのみなさんに
感謝の念しかありません。
残りの日々、
卒業まで悔いなきよう、
1日1日を大切に
過ごしていきたいと思います。
1学期の後半から
夏休みを挟んで9月中旬にかけて、
学校で2022年のカレンダーのデザインを
制作していました。
机などの上に置く、
正方形型のミニカレンダーで、
表紙を入れて13枚の仕様。
来週からは、
製版、オフセット印刷、
紙の断裁、製本の作業を
順次行っていきます。
これらの工程はすべて、
学校にある機械を使って
先生方のご指導のもと、
私たち学生で行います。
完成した暁には、
大きな会場で開催されるイベントや
学校の見学会の場で
来場者にお好きなものを
自由にお持ち帰りいただく形で
配布するのだそうです。
そのようなわけで、
先日、私たち学生が制作したデザインを
先生が製版に回すために
アドビ・イラストレーターを使って、
細やかな作業をしてくださいました。
その過程の中で、
私が制作したデザインで、
ちょっと困ったことが発生し、
しばし先生のお隣で
先生の作業を見させていただいたことが
ありました。
先生は「困ったこと」を
解決してくださったあと、
製版に向けて、
デザインを27型のパソコンディスプレイ上に
300〜400%等拡大して
細かなところを揃える作業を
してくださったのですが、
それだけ大きく拡大して画面を見てみると、
何が起きるか。
拡大・縮小なしで、
100%の大きさで紙に印刷した状態では
分からないし見えないし、
先生も
「紙に印刷したときに、
目では全く見えないから問題ないけどね」
と仰ってくださったのだけど、
300、400、500%も拡大して
自分がつくったデザインを見てみると、
線と線の間が
わずかに離れていたりとか
ズレていたりとかが、
ハッキリと見えます。
自分の今の実力が
目に見えてはっきりと晒される。
「作業の粗さ」「技術の未熟さ」を
表しているようで恥ずかしく感じました。
「あ〜、アラが晒されてる」と。
誤魔化しが全く効かないというか、
100%の実物大では問題なくても、
ここまで拡大して見てみると
否応がなく見える。
逆にいえば、
実物大では問題ないから
大丈夫と思って誤魔化していたんだなと
見えてしまう。
本当に技術に長けているプロは、
300、400%に拡大しても
こういうズレがないのかなと、
思ったのです。
事実、先生は、
座標を使って、数字を計算されて、
1つひとつのオブジェクトを
配置する箇所を指定されていました。
そして、ものの見事に、
ピタッとはまる。
作業後のデータを見てみると、
気持ちよくピシッと揃っている。
隙がない。
作業そのものは、
パソコンのソフトがしているけれど、
そういった細かなことができる先生の作業も、
職人技と言うのだろうなと感じました。
ピアノの練習をしていて、
このときの先生の作業を
思い出しました。
細やかに細やかに。
ピシッと決める。
隙がない。
ピアノも同じかも知れません。
音を弾いているようで
ちゃんと弾けていなかったり、
かすっていたり、
正しい音を弾けてないって
気づいているのに、
スルーして過ぎ去っていったりとか。
そういう
細かなこと1つひとつの積み重ねが
ひとつの作品、演奏を
つくりあげるのだから、
やっぱり見逃してはいけない。
できるかぎり、きっちりやる。
そして、自分の実力、
技術を上げる努力を続けること。
これらが継続的にして、
初めて職人技を身に着け、
気持ちよくピシッと揃った
隙がない作品、演奏ができるように
なるんだろうなと。
細かく、細かく、丁寧に。
ピシッと揃える。
学校では、技能や技術、知識だけでなく、
そういった大切なことも、
先生方から学ばせていただいています。
2022年ミニカレンダーの完成が
楽しみです。
今日、新聞記事を通じて、
あるお方が先月お亡くなりに
なっていたことを知った。
驚きと、でも、もしかしたらと、
虫の知らせのような気持ちがあったことや、
哀しい気持ちが入り交じった、
なんとも言えない気持ちになった。
そのお方は、
働きながらピアノを続けることを
応援してくださっていた。
ある場所で
初めてピアノを弾かせていただいたとき。
遠く離れた場所で
私が弾くピアノの音を聴きつけられ、
お忙しいお仕事の合間を縫って、
かつ、演奏の区切りにも
気配りをしてくださりながら、
タイミングを見計らって
近くまで来てくださり、
耳を傾け、声をかけてくださった。
もったいないほどのお褒めの言葉を
いただいた。
とてもうれしく、大きな励みになった。
その後もバッタリ出会うと、
「ピアノ弾いてる?」
「また弾いてね。楽しみにしてるから」
と、やさしい笑顔で声をかけてくださった。
ご自身も、本業である医師業の傍ら、
チェロをお弾きになり、
声楽でテノールを歌われることもあるなど、
音楽家でもいらっしゃった。
それだからこそ、
畏れ多くも、「雲の上のお方」ながら、
気持ちが通じ合っているように
感じていたのかも知れない。
また、医師としては、
長くお付き合いをされている患者さんが
多くおられたようで、
多くの患者さんから信頼され、
慕われていたようにお見受けしていた。
もうお会いすることも、
お声をお聴きすることも叶わない。
とても哀しい。
けれども、天国にいらっしゃる先生に
喜んでいただけるような演奏ができるように
これからも精進していきたいと思う。
いつも温かく接してくださり、
応援してくださったご恩を胸に。
夏休みが始まった7月下旬頃から、
1台4手の曲である
ドビュッシーの小組曲
1 小舟にて
2 行列
3 メヌエット
4 バレエ
の、全4曲の練習をしています。
練習しているパートは、
PrimoとSecondの両方です。
「ひとり連弾」の動画をつくろうと
思い至ったことが理由です。
PrimoとSecondの演奏動画を
それぞれスマホで撮影し、
動画編集のアプリを使って
2つの動画を1つにして、
「ひとり連弾」の映像にする
というものです。
You Tubeのピアノ界では
「ひとり連弾」の動画をすでに
制作されている方がおられるので、
目新しさはありませんが、
わたしにとっては
初めての挑戦になります。
動画をつくろうと考えた理由は、
今通っている学校で
WEBサイト制作の授業があり、
自分で好きなテーマを設定して
実際にWEBサイトを制作する実習が
秋冬にあるとのことで、
せっかくサイトを制作するなら
意欲的に楽しく取り組めることを
テーマにしたいと考え、
クラシックピアノを
テーマにすることにしました。
そして、その中に、
「Gallery」のページをつくって
自分の演奏動画を掲載してはどうかと
考えました。
ソロだけでなく、
ちょっと「一捻り」した動画も、
と考えた結果、
出てきたアイデアが「ひとり連弾」でした。
まずは、選曲からです。
ここのところ
ベートーヴェンの熱情や、
同じく7月下旬から始めた
シューマンのピアノソナタ第3番といい、
ドイツ音楽漬けなので、
違う国の音楽がしたいと思い、
フランスから選ぶことにし、
ドビュッシーの小組曲にしました。
次に、動画撮影のための道具選定です。
元々、機械類にめっきり弱いのですが、
1学期に学校で
一眼レフカメラを使っての写真撮影の実習で
三脚を使用しての撮影方法や
選び方等を習っていたので、
少し抵抗感が和らいでいたこともあり、
撮影時の諸々のことを考え、
三脚とスマホを固定する部品を
選定、購入しました。
今まで、
ピアノの演奏動画を撮影するときは
ピアノの鍵盤の高さに合わせて、
イスの上に本を積み重ねて
その上にスマホを倒れないように置いて
撮影していましたが、
準備に時間がかかって非効率的でした。
三脚があれば、
サッと準備がしやすくなり、
スマホが倒れたりといった心配も
なくなりました。
そして、
動画編集のアプリをどれにするか、
どうやって編集するかについて、
現在勉強中です。
あと、やはり、
機械に弱いけれども、
音割れを防いで、
少しでもきれいな音で撮りたいと考え、
セットが難しくない、
スマホ外付けのマイクの購入を
考えていますが、
マイクについては現在も選定進行中です。
そして、肝心のピアノです。
道具が揃っても
ピアノが弾けていなければ、
何も始まりません。
楽譜をパッと見た感じ、
割とゴールは早いかも、
なんて思っていましたが、
そんなことはなさそうです。
「きちんと弾く」ことは最低条件で、
音や響きの美しさだけでなく、
なにしろ「ひとり連弾」ということは、
PrimoもSecondも一人で担当するので、
練習量は2倍必要ですし、
合わせの練習に、
想像以上に苦戦しています。
合わせの練習では、
片方のパートをICレコーダーに録音して、
録音を聞きながら、
もう片方のパートを弾いて合わせる
という方法で練習していますが、
小組曲の音楽性などを考えると、
「PrimoとSecond二人の、
お互いの息を感じながら、
ときに目を合わたりしながら
音楽づくりをしていく」やり方が
王道と思いましたが、
なにぶん、
ひとりで両方やるとなると、
ICレコーダーに録音した音が
相棒になるので、
その場その場で息を感じながら合わせる
ということができず、
ひとりでやることの大変さを感じ、
WEBサイト制作にまで間に合うのだろうかと
危機感を感じ始めました。
でも、なんとしても、
間に合わせたいと思っています。
それに、
きれいな曲だし、
頭の中で思い描いているくらいの
演奏ができるようになったら
楽しいんじゃないか、とか、
そんなふうに感じています。
そして、
コロナ前に、
師匠と連弾をしていた頃は、
なんと恵まれた、
幸せなひとときだったのだろうと
思えてなりません。
少々大変ながらも、
楽しく、
夢中になりながら取り組んでいる
今日この頃です。





