今日は西室院で、
ほうろく灸祈祷でした
少し暑いかと心配しましたが、無事に盛況のうちに開催できました
ほうろく灸の2日前くらいから、
キャンセルが相次いで、そもそも申し込みされてない方からのキャンセルの連絡もあり、受付モレがあったのかと戸惑いました
今回は参加者が少し減るかなぁと思っていたのに、急な申し込みもあり、結果、29人もご参加されました。
ほうろく皿の上にこぶし大のモグサを載せます。
火のついたモグサが落ちたりすると危険なので、ほうろく灸が始まると、窓を極力閉めて風がふかないようにします。
締め切ると暑いかと心配しましたが、意外と皆さんお灸の温かさが心地よかった様子です。
暑さで汗だくになったのは、ご住職だったのではないかと思います
最初は、ほうろく灸を頭の上に置きます。
頭のてっぺんのツボ、百会(ひゃくえ)にあてます。
ほうろく灸は、もともと暑気払い、夏バテ予防、夏を元気に乗り切るために始まったと言われています。
そして、ぼけ封じにもいいといわれています。
もう数え切れないくらい毎回のように参加される方が多いので、初めて参加される方は、お隣さんを見ながら見よう見まねでされてます
あっという間に広い会場が煙でかすんできます。
皆さんの頭上から立ちのぼる煙はいつ見ても圧巻です。
邪気が出てきてるように見えます
煙でかすんでも、気がきれいな場所なんだなぁと感じる静かなひと時です
ほうろく灸は、熱さ、痛さを我慢する修行ではありません。
ほうろく灸の気持ちよさを実感して頂けるのが、初夏の5〜6月と秋の10〜11月ですが、もっともっと多くの人にこの気持ちよさを知って頂きたいです
サンスクリット語のカーンが書かれています。
不動明王を意味します。
お不動様を頭上にいただき、少しは迷いや煩悩を祓えたでしょうか。
ほうろく灸祈祷が終わると、
不思議なくらい、
皆さん晴れやかな笑顔になってます
ほうろく灸の様子です。
この後、皆さん、寝転がってほうろく灸をお腹や腰、膝など気になる部位にあてていきます。
またその様子は明日にでもアップします
今日、私は受付などでバタバタしてたら、祈祷内容を書く紙に名前と住所だけ書いて希望の祈祷を書くのを忘れてました
失敗しちゃったなぁと思ってたら、ご住職は私が毎回書く内容を覚えていてくださったのか、いつもと同じご祈祷をして下さいました