過酷でブラックな労働環境・軍艦島の記憶〜よみうり教室

 今日は、

よみうり文化センター高槻教室で講座でした

冬講座3回目、ラストの日です。

今日も可愛いお灸ボールができました

右側の大きい花柄も素敵ですよね。

今日の講座グッズ。

四柱推命の話しも交えながらお話し。

2024年1月からの冬講座

2024年4月からの講座のお知らせ

 よみうり講座の申し込みはこちらから

https://www.ync.ne.jp/osaka/takatsuki/kouza/202404-18110898.htm 

灸活・温活・カラダとココロの養生【3回】［よみうりカルチャーOSAKA 高槻］

4月講座も、できるだけ多くの方に楽しんで頂けますように

今日は、ふるさとが長崎の軍艦島という生徒さんが貴重な古い雑誌のコピーなどを持ってきてくれました。

当時は、日本初の鉄筋コンクリートの高層アパートがあったそうで、写真を見ると昭和の近代的都市といった雰囲気です。

私が約5年前に観光で行った軍艦島。 

当時は、 日本一のテレビ普及率だったそうです。

国内10％の普及率に対して、軍艦島はぼぼ100％だったそうです。

今は廃墟と化してますが、今なお迫力があります。

今日見せて頂いた昔の雑誌のコピー。

『すしずめ天国・軍艦島』

よく花火があがってキレイだったそうです。

遠くから眺める軍艦島の夜景もキレイだったんでしょうね

右側が10階建ての高層アパート。

洗濯物を干してるのが見えます。

中央の石段は、主要通路階段の1つで別名『地獄段』と呼ばれていたようです。

すごい人でにぎわってたんですね。

軍艦島での暮らしで一番大変なのが、台風。

台風が来ると、軍艦島で暮らす人達のために本社から命がけで食料が届けられる様子が写ってます。

テレビ普及率ほぼ100％のビルの屋上は、アンテナが所狭しと乱立してます。

こんなに乱立してるのは見たことないけど、このアンテナの風景、昭和って感じで懐かしいです

屋上には芝生が植えられ、山野を知らない子ども達はたまに飛んでくるトンボを捕まえようと探してるようです

石炭を掘る鉱員たちはすすだらけ。

危険な仕事で事故も多かったですが、賃金がいいということで大阪など遠方から多くの人が出稼ぎに来てました。

出稼ぎに来ても、軍艦島の売春宿、賭博で借金が雪だるま式に増えて、逃げたくても逃げたぜなくなる構図にはまる人も多かったそう。

気温40度になる坑内での12時間労働は、相当過酷だったと思います。

時代が変わるにつれて、小さな軍艦島では売春宿の女性とも顔なじみになってくるので、休みの日は軍艦島の外へ遊びに出かける人が増えたそうです

軍艦島に住む若い女性は、とてもオシャレに着飾る人が多かったそうです。

生徒さんの20代の頃のとっても可愛い様子が写ってました

ふるさとが軍艦島の人達は、気軽に里帰り出来なくなってしまいました。

生徒さんも、いつか帰れたらいいのになぁ。

生徒さんは、お父さんが三菱の社員だったそうで、とても広い社宅に住んで快適だったそう。

今は、こんな感じで観光客が多いです。 

1980年代くらいまで炭鉱事故がよくありました。

私もニュースを見たのを覚えてます。

生き埋めになってる人達を助け出せるんだろうかと、息苦しい思いでニュースを見守った記憶があります。

軍艦島だけでなく国内の炭鉱で多くの犠牲者が出ましたが、多い時には700人近い死亡者、行方不明者が出ました。

今では考えられない昭和の過酷でブラックな労働環境ですよね

今日のレオン

今日も患者さんの膝の上

最近はカメラを向けると、しばらくカメラ目線でいてくれるいい子です

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