2020 教育のオンライン元年 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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とにかくコロナに明け暮れた2020年が終わる。

 

とはいえ、1月はそんな深刻に捉えていなかった。神戸国語教育研究会カプスは、1月に京都で新年会を兼ねた例会を例年どおり実施している(京都の街中は人が少なかったが)。

 

しかし、2月に急転直下の全国一斉休校という事態を迎える。

 

このときの現場の混乱ぶりは半端なものではなかった。普通は、教育委員会や校長などに事前に知らされるのである程度の準備ができる。しかし、今回は本当に突然の発表、それも休日。

 

正直、このときの印象は「オーバーだな」「休校にして子どもたちがうろうろ遊びに出歩く方が感染リスクが高い」「学校で衛生管理をしているほうが良いのではないか」などなど、休校に否定的な意見が大勢を占めていた。

 

ただ、この全国一斉休校のインパクトは大きかったようで、世論も「新型コロナウイルスは恐ろしい」という流れへと一気に傾いた。

 

休校期間中にあった卒業式と入学式をどうするか。そして、新年度からの授業をどうやっていくか。

 

三密にソーシャルディスタンス、新しい生活様式。これまで耳にしなかった新語がぞくぞくと登場した。

 

その中でも、最も教育界に普及したのが「オンライン」であろう。

 

オンライン教育に懐疑的だった現場でも、3か月も授業の空白期間があっては、無視できない状況に追い込まれた。まだまだ先の話だと思っていたGIGAスクール構想の波が目の前に押し寄せてきた。

 

もちろん、オンラインの欠点はたくさんある。

 

ただ、オンラインの良さも実感できたのではないか。

 

神戸国語教育研究会カプスも、5月の例会からオンラインで開催された。ふだんの会場の神戸まで遠くて参加しづらかった会員も、オンラインなら自宅から参加が可能となった。

 

良い面も悪い面もふまえながら、「オンライン元年」となった2020を記憶にとどめておきたい。そして、どのように活用していくのか発展的に考えていくのが2021になるのだろう。

 

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

 

 

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