「教育実習なし」ってマジ!? 異例の事態だからこそできる経験もある | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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例年なら1学期に実施される教育実習ができなかった。コロナ禍で一斉休校、その余波がまだ残っているような時期だったからだ。

 

そこで、ほとんどが2学期へと延期になっていた。

 

が、ここへきて文科省が「教育実習なしでも可」という特例を打ち出した。大学で模擬授業をするなどをして、代替とすることもOKらしい。

 

たしかに、実習を受け入れる側としては、各地で学校内のクラスターが発生し始めた現状、外部から実習生を受け入れることに抵抗がないとは言えない。

 

教育現場でも、生徒の職業体験は見送りが相次いでいる。受け入れてもらう企業や商店のことを考えたら、とてもではないがお願いできないという判断だ。

 

今年度は、何かにつけ、異例尽くしだ。公立の採用試験はすでに1次試験が終わっている。大学4回生は、教育実習に行っていないのに、教員になるための試験を受けた状態である。

 

教育実習を経て、「さらに教員になろうという志を強くした」という人もいれば、「自分に教員は務まらないと認識した」という人もいる。

 

教育実習にはそれくらいの重みがある。

 

“With コロナ”を考えるならば、実習生にも毎日の健康チェックや手洗いの徹底などを求めた上で、教育実習を実施するべきではないか。

 

まして、こういう異例事態に対応することも教員として大事な役割だ。ポジティブな考え方をするなら、めったにできない貴重な経験をするのが、2020年度の教育実習だと言える。

 

 

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