論じるには知識が必要(今日は君が代記念日) | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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最後に君が代を歌ったのはいつ?

 

いつだろう? 高校生のときかな?

 

私学に通っていたが、日の丸・君が代問題には寛容な学校だったらしく、式典のときには普通に日の丸が掲揚され、君が代が流れていた。

 

自分の通った幼稚園でも君が代を歌った。そもそも園歌が文語調の古めかしい歌詞だったので、君が代も園歌も特に意味が分からないまま歌わされていた

 

小学校の音楽の授業で、君が代の意味を習った。公立の教員として、意味を教えなければならなかったのだろう。それでも、言葉を濁すような伝え方だったので、何が問題になるのか、よくわからなかった

 

大学で、史学科の教授による『古事記』の講義をうけたとき、「ああ、それが日の丸・君が代問題なんだ」とようやくわかった。かなり批判的なスタンスをとる教授で、「君が代・日の丸なんて、みんなおかしいと思わない?」と何度も力説された。

 

日の丸・君が代問題に限らず、なにかしら議論したり批判したりするなら、ちゃんと知識をもっておかないといけない

 

『古今和歌集』343番(賀歌)

わが君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで

 

これが『君が代』の歌詞の元になった。こんなことも、大学で初めて知ったこと。

 

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