「学習遅れは複数年で解消」 → 次年度の行事を見直さねば | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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文科省が、休校に伴う学習遅れを複数年で解消する方針であることがわかった。

 

もちろん、小学校6年生と中学校3年生はそんなわけにはいかないので、分散登校する場合は、優先。それでも、3カ月分の休校を、分散登校しながら取り戻すのは不可能に近い。

 

それ以外の学年にしても、複数年で解消したらいいんだ、良かった良かった、とはいかない。

次年度は次年度の学年として習うべき学習がある。

 

もともと、学習指導要領で規定されている範囲を終えるのがギリギリな状態だ。

そこに、前の学年の積み残しを加算するのだから、端からパンクしている。

 

運動会や文化祭、音楽会、合唱コンクール、修学旅行、宿泊を伴う校外研修……。

当然のことながら、今年度はこれらの行事を断念せざるを得ない

授業時数の確保、生徒の安全の両面からの判断だ。

 

そして、これは次年度以降も同様に考えていかねばならないだろう。

 

何を優先するか。

学力保障、授業時間の確保。

……それなら、塾となんの違いがあるのか

 

学校として、子どもたちに何ができるのか。

毎年毎年、伝統的にやってきたことを見直し、学校のあり方を考える時機が来ている。

 

 

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