学校再開後 感染拡大防止を想定 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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3カ月に及ぶ一斉休校。休校が解除されても、これまでの学校生活を取り戻すのは厳しい。

 

いわゆる「三密」を避けて感染拡大を防止する策を考えねばならない。ソーシャルディスタンスの確保

 

登校時に密集・密接を避けるために、分散登校。また、電車通学の場合は、通勤ラッシュの時間帯とずらすために時差登校

ということは、クラスごとに曜日をわけての登校か。また、始業時刻も2校時くらいからとなる。

 

校内でも密集をどう避けるか。

教室の人数を減らすために1クラスを2つに分割(分散登校はこの2分割で)。

 

授業時間帯は、授業担当の教員が管理。

マスク着用の徹底。

英語・国語などで一斉の音読は困難。グループワークも困難。

実技教科は、接近が避けられないので困難(体育は授業の前に更衣室が密集状態)。

 

休み時間は、トイレの混雑を避けるための指導が必要。また、休み時間ごとの手洗いの徹底。

そう考えると、休み時間を長めにとるか、授業の終了時刻をクラスごとに分散するか。

また、久々に仲間と会ううれしさで、休み時間に生徒同士が群がることも想定しないと。

 

お昼ご飯

もっとも難しい。マスクを外さないと食べられない。マスクを外してしゃべるのはアウト。

ということは、全員で黒板の方を向いて、「食べ終わるまでしゃべるな」という修業を強いることになるか。

そもそも、時差登校や分散登校なら、昼ご飯を挟むこと自体、いかがなものか。

午前・午後で登校する生徒を入れ替えるべきではないのか。

 

換気の徹底。

とはいえ、これから梅雨のシーズン。窓を開ければ、雨の降り込むことも予想される。

まして、暑さが増してくると冷房が必要となる。

どのくらいまで窓を開けるべきなのか。

 

学校が再開されても、授業時数を確保することはまず無理だろう。

授業である程度、教えるべきを教えて、残りは課題として家庭学習。動画配信していたものが教室での授業に変わった、という認識で。

 

いきなり授業、というのも難しい。

新年度の登校が満足にできていない。まずは顔合わせ

休校中にストレスがたまっている生徒も少なくはないだろう。

そして、生活習慣が乱れてしまい、学校に来ること自体がしんどい生徒もいるだろう。

 

まして、1年生は、仲間作りの段階から始めなければならない。学校としてのオリエンテーションも。

仲間作りといっても、接近・接触を伴うアイスブレイクはできないので、これまた難しい。

 

この記事の中で、何度も「難しい」という言葉が出てくる。

しかし、やるだけのことはやらねばならない。

休校期間中に、いろいろな事態を想定しておくことが欠かせない。

 

 

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