「教職=ブラック」が定着 良いことと悪いこと  | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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最近、至るメディアで教職がブラックだと言われるようになってきた。それが世間的にも定着しつつあるのだろう。保護者と電話対応しているときに、「先生もいろいろとお忙しいのにすいません」と言われることが以前よりも増えてきたように感じる。一時期クローズアップされていた「モンスターペアレント」と呼ばれるタイプの保護者も少なくなってきたようにも思う。そういう意味で、世間の教職に対する風向きは、確実に変わってきている。

 

それはありがたいことだ。

 

だが、一方で負の側面もある。

 

「教職=ブラック」のイメージが定着しすぎて、教職に就こうとする人材が減ってきている。とある自治体でとある教科の教員を募集したが、倍率が1倍だった。どの業種も人材難の時代、就職は売り手市場。わざわざ「ブラック」とされている教職を選ばなくても、ほかに就ける仕事がいくらでもある。

 

せっかくの志ある若者が、ブラックという宣伝がされすぎたために教職を避けてしまう。

 

人材難に拍車がかかれば、ますます教育の現場は厳しくなり、ブラックの度合いが高まってしまう。悪循環だ。

 

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