学校は「社会へ出るためのトレーニング」 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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前日のブログに挙げた、『読売新聞』の「人生案内」について。席替え後、学校に行くのが辛いという女子高生の悩みに対して回答したのは、大学教授の山田昌弘氏だった。

 

・担任の先生に訴えても無駄。誰かが訴えるたびに席替えをしたらきりがない。

・考え方を変えてみる。「修行」社会に出るためのトレーニングと思ってみる。

・これからの人生、好きな人に囲まれて居心地がよい環境ばかりにいられるわけではない。

・嫌な上司や性格の合わない人と一緒に仕事をする機会は多くなる。

・これからの長い人生、嫌な人とチームを組まされ、同じような悩みを持つことは何度もある。

・悩みを避けることだけを考えるのではなく、悩みにどう対処できるかを考えてみる。

 

まさにご名答だ。

 

学校という場は、学力をつけるという側面と同時に、社会に出るためのトレーニングをする場でもある。教育基本法に「人格の形成」がうたわれているが、具体的にそれを表すのなら、こういうことになるのだろう。

 

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