とあるクラスの授業の第1回目が終わって、生徒がひと言。
「久しぶりに誰も寝ない国語の授業だったなぁ~」と。
……去年の授業はどうだったんだろう?
聞いてみると、教科書を読んで黒板に本文を写して説明する、というスタイルの授業で、発問はごくたまにある。で、1度発問で指名されると、その時間中、もう2度と指名されることはないので、寝る。または、内職で別の教科の宿題や小テスト学習をする。
ううむ、問題だ。
生徒が問題なのではない。指導者が問題だ。
生徒が寝ているのに注意しない。内職をしているのに注意しない。その原因が、退屈な授業であることを自覚しているのか。
おそらく、想像の域は出ないのだが、寝たり内職したりする生徒の姿は目に入っているだろう。それでも注意しないのは、「やる気のない生徒には何を言っても無駄だ」という諦めなのかもしれない。あくまで悪いのは、やる気のない生徒である、と考えている。やる気をなくしたのは、自分の授業に原因があるとは、思いも寄らない。
ただ、これは珍しいケースではないと思う。世の中の過半数の国語の授業が、こういう退屈な授業なのではないか。
国語科の患いがちな大病である。
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