「自分の学校」という意識 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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学校には校務分掌というものがある。教務部、生徒部、進路部、総務部……。学校によって微妙にカテゴリーとか名称は違うだろうが、だいたいはそんなところか。

 

それで、その部署の中でもさらに仕事が分かれている。それぞれの仕事に担当者が決められている。

 

で、なかなか進まない仕事があったりする。

 

進まない理由として考えられるのは、こんなところ。

 1,担当者の意欲が低い。

 2.担当者が忙しくて手が回らない。

 3.担当者が自分の仕事であることを忘れている・あまり意識していない。

 

2,なら、気の毒だからお手伝いしてあげようと思う。1.と3.なら少々腹立たしい。

 

だが、進めなきゃいけないのに、進まない。そのことに自分が気づいたとき、「所詮は他の人の仕事だから」「自分が口だしすべきじゃないから」と放置できない。気づいた以上、何かしら動いてしまう

 

というのも、進めないことには、学校全体に悪影響を及ぼす。場合によっては、生徒にも影響が出る。この仕事が進んでいないと気づいたのなら、動かさないといけない。

 

もちろん、まずは、その担当者に「そろそろやらないといけないのでは?」と指摘することから始める。だが、たいていは「そうですね」という返事はあってもやはり動かない。

 

もうこうなれば、自分の担当じゃなくても、自分が動くことにする。アイデアを出す。たたき台を作る。担当者に意見する。管理職と話をして根回しをする。

 

どんなことでも「我がごと」として捉える。

 

とくに、自分は私学に勤務している。「私学は、教員一人ひとりが校長」とよく言われる。つねに、「自分の学校だ」と考え、学校全体のことを意識して、自分から動かないといけない。

 

傍観者にならない。そのことは、自分の教師としてのプライドである。

 

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