ゴールデンウィーク最終日は、「第五回高校生直木賞」の全国大会を見学させて頂きました。

高校生直木賞とは、全国の高校生が議論して、

直近1年の直木賞候補作から受賞作を選ぶという試みで、

二年前から見学させて頂いていて、今年で三回目。

もう私の中で、恒例行事というか、楽しみで仕方がないイベントになりました!

 

第三回高校生直木賞のブログ→https://ameblo.jp/kobashi-megumi/entry-12157289400.html

 

第四回高校生直木賞のブログ→https://ameblo.jp/kobashi-megumi/entry-12273366003.html

 

 

今年は、昨年の高校生直木賞受賞作家である須賀しのぶさんの講演会から始まりました。

朝11時。会場は、既に100人を超す高校生や引率の先生方の熱い熱気で、むんむん。

 

「革命前夜」を読んだばかりだったこともあり、「また、桜の国で」もとても好きな作品だったので、

大好きな作家さんの講演会をお聞きできるというのは嬉しい限り。

須賀さんは、高校生の時に夢中になった本(ウィリアム・シャイラー「第三帝国の攻防」だそう)

のお話や、高校生直木賞を獲った時の喜び(本家の受賞よりも嬉しかったそう!)

(何故なら「また、桜の国で」は若い人たちにこそ読んでほしい小説だったから)

など、率直に、明るく朗らかに話してくださいました。

須賀さんの「小説はスポーツ、執筆は筋トレ」という言葉を胸に刻みました。

書いていればスランプはくる。でも筋肉は裏切らない。

だから書き続けることが大事、と。

そう、ブログも書き続けよう、と思った次第です。

 

お話の後は質疑応答の時間もあったのですが、その時の高校生たちの質問の多さと熱量よ。

もう、この機会を逃さんばかりと、真剣に質問をしていました。

中でも、「自分は小説を楽しく書いているのですが、同じテーマで7回8回と書いていて、でもまだ終わらないのですが

それを書き続けるべきでしょうか?それとも、他のテーマで書くべきでしょうか?」

という男子高生の質問は印象的だったなあ。

何をテーマに書いているんですか?と横から聞きたくなりましたが、ぐっと我慢。

須賀さんは「それは書き続けてください!」と、爽やかにお答えになっていました。

いつか完成の日が来たら、読ませて頂きたいです!

 

あと、「みなさんが賢い質問をされているなかでアホな質問をしてしまうのですが、

執筆中は何を飲まれていますか?」という声の可愛い女子高生の質問には、

「ほうじ茶です!」と、おっしゃっていました。

私もお茶派です!と心の中で激しく同意しました。

 

つづく・・・!