明日からBunkamura ザ・ミュージアムではじまる、
「東京好奇心 2020 渋谷」
100人の写真家たちが、自らの好奇心のままに写した東京や、都市に生きる人々の姿を紹介します。




「IDENTITY(自分を語る)」
「DIVERSITY(他者を読み解く)」
「HERE AND NOW(ここで、今、生きるということ」
「TIMELESSNESS(忘れてはいけない大切なこと、時空を超える美)」
という4つのキーワードを切り口に様々な東京の姿が繰り広げられます。


心に残ったのは、止まった時間がテーマの第三章。写真とは、時間を止めるアートですが、ここに展示されているのは、戦争によって、強制的に止められてしまった時間が写し出されていました。
止められた時間の痛みが、ずしんと伝わってきて、しばらく動けなくなりました。



続く第四章の「花鳥風月」という章では、500年生きた盆栽を1年以上かけて撮り、合成した写真の見応えに息を呑みました。
盆栽が大好きだった祖父に見せたかったなぁ…。





100人の視点を借りて、見つめる東京。展覧会帰りの電車の中では、車窓からの景色をずっと眺めていました。

東京好奇心2020 渋谷
Bunkamuraザミュージアムにて
10月20日〜11月12日まで
★内覧会につき、許可を得て撮影しています
#東京好奇心


おまけ。
東京好奇心 
眼力鋭い猫



エルザ・マルボ著「念入りに殺された男」が、新鮮で、面白かった…
フランスの片田舎で民宿を営む小説家崩れの主婦アレックスが、泊まり客のベストセラー作家の男ベリエを殺してしまう。
家族を守るため、死を偽装するため、アレックスはパリに出て、ベリエのアシスタントになりすまし、画策する。アレックスを殺すのにふさわしい人物は誰かと。
果たして、書けない彼女は、完全犯罪のシナリオを書けるのか?締め切りまでに…

面白いのは、今までは全然筆が進まなかったアレックスが、ベリエ殺害の偽装工作のためには、どんどんアイディアを思いつき、筆が進むのである。火事場の馬鹿力というか、人は追い詰められたら、やるしかなくなったら、力を発揮することができるのだ。
また、今まで、周りの人の人生を盗み、それを書き作品にしてきたベリエが、今度は書かれる側になるのも興味深い。
作家の業のようなものが滲み出ている。

他にも好きなところが沢山あるのだけれど、
ネタバレになりそうなので、やめておきます。


写真右の、武器にも見えるのは、
フレデリックマルの香水。
ローディベール(冬の水)
読んでいる途中で香りが欲しくなったので。

人が消えても、携帯やネットには様々なものが痕跡として残り、また、その人の、匂いも残る。

その、残されたものたちがリアルで、
匂い立つような小説だった。








テラス席が気持ちいい季節。
毎年秋になると、深みのある色を着たくなるのですが、
春にパステル系を楽しめなかったせいか、
優しい色を着たい気分です、今は。





いつも本を2、3冊持ち歩くので、
バッグはだいたい大きくて。
私のバッグを持ってみた友人たちから
「おもっ!!」
と、びっくりされるのですが。
たまには小ぶりも。
両手が空くって、素晴らしい!
すっかり運動不足なので、
身軽になって、ずんずん歩きたいと思う秋の日。



まあ、結局、本は持ち歩くのですが。
(文庫本は入るのです)

アガサ・クリスティの生誕130年の今日は、
黒原敏行さんの新訳で「ナイルに死す」を。

殺人事件は中盤まで起こらないけれど「愛している女と愛させている男」の行方に、ハラハラする。


資産家の美女リネットをガル・ガドット(ワンダーウーマン大好き!)その夫サイモンを、アーミー・ハマー(ぴったり!)演じる10月公開の映画「ナイル殺人事件」も楽しみ…!



お団子を焼いてました…
焼き立てって美味しい…