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SOMPO美術館で開催中の

「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」へ。


19世紀末フランスを代表する画家、ロートレック。

紙作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロスコレクションより、約240点が紹介されています。

ロートレックと言えば、ポスターが代名詞であり、その印象が強かったのですが、展覧会の始まりに展示されていたのは、素描でした。版画とは異なり、「1点もの」である素描は、ロートレックのタッチを、その息遣いを、直に感じられるようで、ぐっと惹き込まれました。










それからやっぱり、ムーラン・ルージュや自由劇場など、

世紀末パリで活躍した女優や歌手を描いた作品に興味津々で…!どんなに華やかで、熱狂的だったのだろうなぁと、

当時のエンターテイメントの世界に想いを馳せました。

ロートレックは、人懐こい性格で、晩年までみんなに愛されたそう。生まれつき身体は弱く、36歳で旅立ってしまったけれど、自分が愛する世界に愛された、幸せな人生だったのだなぁと、胸が熱くなりました。




展覧会ラストは、常設のゴッホのひまわり。

ゴッホとロートレックはモンマルトルで交流があり、

ロートレックはゴッホの肖像画を描いていたり、

ゴッホにアルルを勧めたのもロートレックと言われているそう。

9月23日までSOMPO美術館にて開催中です🇫🇷


★一部の作品に限り、撮影可能です