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6月は、お花屋さんだった叔父の命日があるので、

いつも以上に、お花を想う日々が続きます。

まあこさんがヨモギ蒸しサロンをオープンするので、ディナーの時にサプライズでお花を渡しました。

あまりに喜んでくれたので、私の方が嬉しくなっちゃった。





そのブーケをオーダーした、外苑前にあるFUGAというお花屋さん 。

ピンク系でお願いしたのですが、可愛いではなく、オトナのピンク系で🩷とのオーダーにバッチリ応えてくださいました。店内も広々していて、素敵なお花屋さんだったなぁ。




連作短編集、

山本幸久著「花屋さんが言うことには」。

ブラック企業で心身ともに疲れ果てた紀久子は、駅前の小さな花屋さんで働き始めることに。

章のタイトルは、「向日葵」「泰山木」「菊」「ミモザ」など、その季節の花々。

花言葉や花が歌われた俳句や短歌など、物語を通して自然に花の知識が深まっていくようで、ワクワクしました。

向日葵は本数で花言葉が違うことを初めて知りました。

7本は、ひそかな愛。1本は、一目惚れ、だそう。

ちなみに999本だと、何度生まれ変わっても君を愛する、

と言う意味になるそうですが、あげるほうも、もらうほうも、ちょっと大変ですね😲

向日葵畑に連れていくしかなさそう🌻🌻🌻

本に添えた青い花は、デルフィニウム。

デルフィがギリシャ語でイルカ🐬を意味し、

蕾がイルカに似ていることから名付けられたとか。

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花を買いにくるお客さんたちの物語を読みながら、

叔父が、500円玉を握りしめて、お花を買いに来た男の子のことを話してくれたことを思い出しました。

誰にあげるのか聞いたら、「亡くなったお友達に」って言われて、と。

幸せな時も、悲しい時も。

見上げたそこに、下を向いた地面に。

花はあり、そっと寄り添う。

これからも、花に心を動かされながら、

生きていきたいです。