こんばんは。主宰です。
うちの研究室では漁船漁業のスマート化技術開発をやっているのですが、その一環で種子島漁協・南種子町漁協を訪問してきました。卒論生にスマート化技術開発の社会実装に関する研究をやってもらっていて、そのデータ採取のために2つの漁協を訪問しました。2種類のアンケートを行ったのですが、1つはスマート化技術をどのくらい使ってもらっているかという利用状況の調査、もう1つはスマート化技術を使うことによる効果を把握する調査です。いずれの漁協でも、漁業者さんが親身に相談にのってくれて非常に多くの情報を得ることができました。ありがとうございました。
馬毛島基地工事に加えてインバウンド効果も相まっているせいか、ここ数年間種子島は宿泊施設やレンタカーが非常に予約しにくい状況となっています。今回も、予約するのに苦労しました。漁協からも、漁業者さんの作業に合わせて昼飯前や夕飯前がよろしいということで、どうしても宿泊する必要がありました。種子島は縦に長いので、北端の種子島漁協と南端の南種子町漁協の移動もけっこう時間がかかります。休憩をかねて、途中途中で種子島の見どころによりました。

こちらは、種子島宇宙センター。ロケット打ち上げの時に、よくテレビとかで放映している場所からの眺めです。南種子漁協の漁業者さんは、ロケット打ち上げの時には周辺海域のパトロールの仕事もするそうです。

こちらは千座の岩屋。南種子町から西之表市にもどる途中にあります。波に岩が削られて、穴があいています。中に入って海のほうを撮影するとこんな感じ。

なかなか映える画像がとれます。この時間帯には潮が引いてなかったのであまりみれませんでしたが、穴がけっこう奥深くて、潮が引いている時にはおもしろい場所です。

こちらはマングローブパーク。鬱蒼としたメヒルギの森が広がります。近くでカヤックをやっている旅行者の方々もいらっしゃいました。奄美の住用にもこういうところがありますが、そこで二枚貝の濾過速度を調べる現場実験をやったことがあります。ここでもできそうだなとおもいました。
漁協訪問で種子島に訪れると、飯を喰う場所を探すのにわりと苦労します。飲食店が固まってあるところというのはないし、お休みはバラバラだし、19時30分くらいには閉店するからです。今回はつむちゃんにググってもらって、「ふるさと」というお店にお邪魔しました。南種子町のメインストリートから随分離れたところにあったのですが、店構えはかなり歴史を感じます。定食屋さんの定番メニューがならんでおり、私は魚のフライが好きなので、ミックスフライ定食をお願いしました。

こんな感じで、魚・鳥・野菜のフライがのっかってて、どれもサクサクで美味しかったです。
西之表でも昼飯のためにお店を探してたのですが、カレー屋さんに振られ(定休日)、洋食屋さんに振られ(定休日)、ようやく中華(東天紅)に落ち着きました。でも、劇混み!10人くらい待ちの列ができてました。振られまくったので他にいくあてもなく、ここにすることに。でも、田舎でこんなに混んでるということは間違いなしと期待し、入りました。

真剣に悩んで五目ラーメンに決定。でもこれにしてよかったです。家でそこそこ美味い中華を作れるようになっているので、家では作らない五目ラーメンの選択は妥当。素材の味が隠れないように優しい餡がかかってて、エアコンの効いた店内で熱々のラーメンをふぅふぅしながら喰うのはなかなかよかったです。
漁師から良いデータが集まったし、解析結果が楽しみです。漁師からのリクエストもあったので、またいずれ漁協訪問することになりそうです。