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COPE (KU Plankton Lab)

絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんにちは。主宰です。

 

昨晩は、水圏科学分野に配属された2回生を歓迎するコンパが開催されました。この世代は水産学科として一括入学だったので、1回生終了時に自分の進みたい学問分野を選択した結果、水圏科学分野を選んでくれたわけです。水圏科学分野は希望者多数だったので抽選漏れのかたがいらっしゃったようですが、こちらに配属された方々はみなさん第一希望ということで、たいへんおめでとうございます。我々教員も、みなさんから第一希望として選ばれる水圏科学分野であるよう、努力したいとおもいます。

昨晩の分野コンパは以下のような流れでした。

1.開会の挨拶(分野主任:山本先生)

2.教員自己紹介

3.アイスブレークゲーム1

4.歓談・研究室紹介

3.アイスブレークゲーム2

4.歓談

5.相談事の連絡先紹介

6.閉会の挨拶(中村先生)

8.アンケート

こちらは分野主任からのご挨拶。始まったばかりなので、まだまだ固い雰囲気です。

うちの研究室はアイスブレークゲーム担当だったので、研究室の学生さんたちに協力してもらってやりました。これ、どうだったですかね?打ち解けて話せる雰囲気づくりになったかどうか気になるところです。アイスブレークゲーム1では性格診断をしておいて、同じ性格をもつ学生・教員でテーブルを囲んで話をすることにしたのですが、「管理者」の私としては同じような性格の学生さんとお話しできて気が楽でした。なんせ、不安を早めに解消したいグループなので。

本日が誕生日ということで、性格が同じメンバーでお祝いしました。今日から酒が飲める二十歳!おめでとうございます。

そのあとは研究室紹介でした。うちは学生さんたちにお願いしてやってもらいました。なかなか良かったです!絶滅危惧研究室で細々と生きながらえているので、ぜひみなさんに関心をもっていただきたいとおもいます。

その後は、アイスブレークゲーム2として、背中に2年生で履修する科目を貼り付け、自分の背中にはってある科目と同じメンバーを探すゲームです。集まったら、その科目についての印象を2年生から紹介してもらいました。

やっぱり宴会では酒が入らないと、どうもおうちへ帰れません。研究室の学生さんたちと、行きつけの居酒屋「かずさん家」を訪問。コロナ禍時代に、遠い居酒屋でこっそりと酒を飲んでたお店です。昔は水産学部から遠く離れたところだったのですが、数年前に近くへ移転してきて、すっかり行きつけになりました。

学生さんの希望で、タコのから揚げ。コリコリとしてて美味い!ビールにあうね~。

コロナ禍の時にはまった梅クラゲの手巻き寿司。見た目がゴージャスで、梅クラゲがさっぱりしててこれもまた美味いんだ。こいつはインスタにも掲載しとこうかな。他にも、串盛り・塩だれキャベツ・だし巻き卵・鳥刺しなどなど、いただきました。途中からてらちゃんも参加したけど、グラスに注いだ黒糖焼酎水割りをぐびぐびやるんで、びっくりした。環境コンサルのバイトで疲れてたんだね。お疲れちゃん。

いつもだと記念撮影するんだけど、話が盛り上がってしまい忘れてもうた。参加者は、なおちゃん・ほのか・みわちゃん・けんちゃん・てらちゃんでした。またやりましょう。

こんばんは。主宰です。

 

先日、嬉しいお知らせをいただきました。20年前ころに卒論を担当したイマムラから、男の子を出産されたとのお知らせです。このたびは、たいへんおめでとうございます!鹿児島在住なので、さぞかし旦那さんやご家族のみなさんはよろこばれたことでしょう。初代金八先生(中学生の杉田かおると鶴見新吾に子供ができる設定)を見ていた私にとっては、結婚したら子供ができるのは当たり前のように思っていましたが、赤ちゃんが無事に生まれてくることがいかに素晴らしいことかということは、自分の経験をもってして理解できました。健康な赤ちゃんとのことで、ホントに素晴らしいことだし、おじいちゃんのような気分になりました。

これまでたくさんの卒業生・修了生を送り出しましたが、なぜか男子学生は行きっぱなし、女子学生はちょくちょく戻ってきてくれます。近くまで来た時には、遠慮せずにちょこっとお立ちよりください。

赤ちゃんの画像をいただきましたが、ここに掲載するのはちょっとよろしくないような気がするので、うちの娘たちの小さいころの画像をおいていきます。

こんばんは。主宰です。

 

昨日、卒業生・修了生が来学してくれました。セアプラスに就職したあ~ちゃん、海山川里に就職したぐっさん、それと鹿児島市内の支店に就職したのんちゃんです。あ~ちゃんとは東京出張した時に会えましたが、ぐっさんは卒業以来の再会です。就職先から内定をもらえるまでにはだいぶ心配したり面倒みたぐっさんでしたが、しっかりと会社の中核的な人材として活躍しているようで、すごく安心しました。ぐっさんはいつもそうでしたが、苦学生だったけど愚痴とか文句を言わない学生でした。今では自分で稼ぐようになったのだから、社会人としての楽しい日々を謳歌して欲しいとおもいます。のんちゃんはついこの間就職したばっかりですが、就職してから1年間は新しい環境なので誰しもたいへんなものです。就職して少しずつ慣れてきたということなので、こちらも安心しました。

昨晩は、おふたりを歓迎する会をしました。学生さんたちがいろいろと企画してくれて、美味しく広島風お好み焼き・もんじゃ焼き・焼きそばをいただきました。もんじゃ焼きって初めてたべました。モチモチしてて美味しいな~っておもってたら、餅が入ってるとのことで、へ~こんな食べ方もあるんだと感心しました。そう言えば、ぐっさん・あ~ちゃん・のんちゃんとおしゃべりに夢中になりすぎて、画像撮影しわすれた。あとで、インスタにあげといてね。

ぐっさんから、箱に入った高そうな日本酒をいただきました。山形の酒らしいのですが、それなりに知ってる私でも初めての酒です。精米18パーセントと極限まで磨き上げた米で仕込んだらしいこの酒の香りはとてつもないフルーティーな香りで、アルコール度数は15パーセントだけれどもアルコールを全く感じさせず、むしろ高級なフルーツジュースみたいな甘味のある酒でした。もはやこうなると、デザート・フルーツをいただくような酒です。ぐっさん、こんな美味しい酒をもってくれてありがとう。

卒業生・修了生たちが社会で活躍している姿・話を聞きながら、ご飯をたべたり酒をのんだりできるのは大学教員冥利につきるとおもいました。また、機会があったらもどってきてください。

こんばんは。主宰です。

 

2025年度になった途端、怒涛のような毎日です。4月~5月は水曜日以外は毎日授業があるし、水曜日も何かの会議がはいっているので、この時期には研究のための時間があまり取れません。学生さんもそうだとおもいますが、我々も授業・会議の前後には予習・復習しなければならないことがたくさんあるので、それで1日が終わってしまうことが多いです。ちょっと気になるのは、昔はこの授業をやっても余力があったのですが、今は授業前後の予習・復習が終わるとくたくたで、いつの間にか居眠りしちゃうことも多々。若くないなぁとおもいました。

この仕事始めて24年(もうすぐ満25年)になりますけど、仕事って減ることがないっすね。増える一方です。たぶん、どこの業界もおんなじでしょうね。ただただ仕事をするのは苦しいので、効率化をしていかないととおもいます。

こんばんは。主宰です。

 

鹿児島大学でも入学式が終わり、いよいよ本格的に授業スタートとなりました。引っ越し・入学準備で情報過多のため頭の中を整理できていないとおもいますが、新入生たちも慌ただしく授業開始となります。始まったばかりの授業のうち、水産学部必修科目である「水産学とキャリア」も開始となりました。

他大学・他学部と異なり、水産学部は全国から学生たちが入学します。水産学部では、水に関わる業界への人材育成をしているのですが、その業界についての情報は高校までになかなか得られるものではありません。このため、全国から来た新入生が仲間を作り易い環境を醸成すること、水に関わる業界で就業するための知識・能力を涵養するための意識をもつこと、を目的としたのがこの授業です。講義形式の授業では、業界の方々から業務内容についてご紹介してもらったり、興味・関心ある業界がどこでそこに就職するための知識・能力を育成する必要性を感じてもらったりします。この授業の良い所は、講義形式の授業だけでなく、実践型の乗船実習内容が含まれていることです。新入生を複数のグループに分け、練習船に乗船してもらって1泊2日の実習を体験します。

この乗船実習の大きな意義は、全国各地から来た新入生たちが仲間・話し相手を作れることにあります。データ解析でも明らかとなっていますが、初年次における就学状況がその後の大学生活に大きな影響を与えます。この実習で、「水産学部って楽しい!」と感じてもらえるようにするのが、我々の役目です。

練習船という特殊施設での実習ですので、法令・規則に従ったことをやっておかねばなりません。その1つに救急操練というものがあります。

練習船の教員から、乗船している施設に何らかの異常が発生した時にどのようになって、どのように対処すべきなのかの説明がなされます。世界共通の対処なので、これは緊急時にとても役立つものです。

この一環として、救命胴衣の着用方法を実践します。さほど難しくはありませんが、これを実際に経験していることは動揺している緊急時にはとても役立ちます。

その後は、各部屋に戻ってベットメイキング。少々狭いので、カバー類をセットするのはちょっとたいへんかも。たった1泊2日のスケジュールなので大雑把にセットしてもいいかもしれませんが、数日以上の実習ではこのセットをしっかりやっておくと寝心地のよい環境ができます。狭くてもいろいろあるので、便利です。私は1~2週間の乗船が多いですが、携帯充電器・イヤホン・本をここにセットして、寝るためのルーティン環境を整えます。

操練・ベットメイキングが終わると、早くも夕飯となります。船舶での飯の時間はちょっと異なっていて、朝飯6時30分、昼飯10時30分、夜飯16時くらいですね。一般的な時間にしてほしいとおもうかもしれませんが、我々のご飯を作ってくれる司厨部の労働時間が長くなるので、それに対する配慮です。今回は、ビックとんかつを作ってくれました。40人分くらいの夕飯をたった一人で作ってくれるのですから、有難いものです。このブログをみている学生のみなさんは、ご飯を食べる前には「いただきます」、食べた後には「ごちそうさま」、司厨部の職員には「美味しかったです」と言って下さい。

食後にはアイスブレークの時間となり、私の出番です。乗船した新入生たちが打ち解けられるようにいろいろと考えて欲しいと言われていたので、2つほどゲームを準備しました。最初のやつは、「北から南へ並べ」。参加者の出身地ごとに、北から南へ順番に並んでもらうのですが、土地名を言わずに相互に理解しあいながら並びます。自分の情報をたくさん説明しなければならないし、相手の情報をよく理解しなければなりません。意外にも、これは5分くらいで完了となり、しっかりと並べてました。最近の学生さんは賢いね~。次は、「マシュマロチャレンジ」。アイスブレークねたが尽きてきたので、うちの学生さんたちにたずねたところ、紹介してもらったものです。TED Talkで有名なものらしく、世界的にもよく遊ばれているゲームです。3~4人のグループでパスタ麺・マスキングテープ・糸・はさみを使ってできるだけ高い構造物を制限時間内に作成し、最上部にはマシュマロを乗せるというものです。高ければ高いほどよいというものです。やってみると、意外に難しそうです。世界記録は99cmだそうで、今回の学生さんたちの間では63cmが最高記録でした。計測直前に倒れてしまって、記録なしということも多々。楽しそうにやってました。

とても驚いたのですが、最近の学生さんたちってコミュ力高いね。すぐに打ち解けてたくさんおしゃべりしてました。私の大学生時代とは全くちがいました。この乗船を機に、よい仲間・話し相手を作って、大学生活を満喫してください。