艤装@南星丸 | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

 

新卒論生たちが研究室に来てくれてから、早いものでもうひと月が経ちました。この時期、卒論・修論がいそがしくなってくる頃ではありますが、同時にメンター役として新卒論生たちの相談相手にもなるような時期です。その一環として、12月には習熟航海と称される乗船実習を行います。新卒論生たちが南星丸での海洋観測・標本採取・標本処理が問題なく進められるように、メンター役と一緒に乗船して練習をするためのものです。

練習船の運航は非常にお金がかかるものですので、少しでも時間を無駄にしないように、観測点についたらすぐに作業を開始でき、かつ終了できるように準備万端でなくてはなりません。作業を理解しないために待ってもらうとか、準備できていないから少し時間がかかるとかなど、もってのほかの行為です。本番に備え、あらゆる可能性を想定して準備することが大切です。

これが、海洋観測・標本採取・標本処理のための機材艤装。人の動線も考えて、業務が効率よくこなせる様に、機材を設置するだけでなく機器も動かしてみて問題ないことを確かめます。先輩たちの指導もよくて、短時間で完璧に準備できました。

この日は非常に天気が良くて、桜島が綺麗でした。記念撮影に1枚。習熟航海ははりきってやってください。ご苦労さまでした。