かごしま丸乗船~その6 | COPE (KU Plankton Lab)

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絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

こんばんは。主宰です。

まだ素材が残ってた・・・。これを投稿したら寝ます。

 

最終日前日の晩には、海洋観測で採取したデータを解析して、目的・課題・仮説に沿った研究成果発表会を行います。このたびの乗船では、黒潮上流域から下流域に向かってラグランジュ観測を行いました。そこで、黒潮上流域から下流域に向かって環境変化のようなものが存在するのかどうかを探索してもらうことにしました。

前述した通り、日出から日没まで観測班と作業班に分かれて作業分担します。海洋観測や食事・清掃作業の合間を有効活用して、データ解析や発表素材を作製していきます。敢えて時間的に余裕が十分ない状況でやってもらっていますが、これは計画的に作業を進める能力や時間を有効活用する能力を涵養してもらうためです。

そうして、ようやくむかえた発表会。3つの班に分かれて、解析結果やそれに対する解釈について発表してもらいました。この発表会、なかなか良かったです。発表内容もさることながら、学生の個性を垣間見れたような気がします。参加者全員の評価の結果、最初に発表した班が翌日の朝飯当番となりました。

最終日には朝に時間があったので、ラジオ体操をしました。練習船では、朝にラジオ体操するのが習慣です。第一だけでなく第二までやります。小学校の夏休みでは、朝にラジオ体操することになっており、その時にやった記憶が残っているでしょうか?第二まできちんとできる人はなかなかいないです。

最後に、参加者全員で記念撮影をしました。悪天候・悪海況の中で相互扶助しながら全員が目標に向かって協働するこの乗船は、社会人としての就業の縮図のようなものだと考えています。この乗船経験を活かすと共に、卒論生になってもたくさん乗船してもらって貴重な経験を積んでもらえたらと願っています。

 

みなさん、乗船お疲れ様でした。