こんにちは。主宰です。
台風接近に伴う船便停止のため、訪問延期だった南種子町漁協へ、モジャコ漁スマート化技術を漁業者へ紹介してきました。以前、訪問した時にはウェブアプリのインストールやオプション機能の操作がなかなかうまくいかなかったので、スマホの操作や説明が上手な学生にも一緒に来てもらうことにしました。
南種子町漁協へは既に何回かお邪魔しており、既に漁業者の方々にはウェブアプリをお使いいただいています。今回は、使用感やその効果について追跡調査をするための目的でした。いろいろとご感想を伺ったところ、たくさんのアドバイスやコメントを頂戴しました。一番よろしくないのは無関心ということであり、たくさんのお声を頂戴することは期待されているということだと考えています。これまでの訪問では私一人で全ての対応していてたいへんだったのですが、今回は学生が丁寧に漁業者へ説明してくれたおかげで、私としては肉体的にも精神的にもたいへん助かりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。
会議終了が16時30分頃なので、種子島の南端にある南種子町から戻って、鹿児島への最終船便には間に合いません。そのため、宿泊することになりました。ただ、馬毛島の自衛隊基地工事のため常に宿泊施設はいっぱいで、なかなか予約を取れません。ようやく探したのが南種子町のはずれにある宿でした。この近くにスペースセンターがあったのでちょっと立ち寄ってみました。
行ってみて分かったのですが、この施設はかなり広大な敷地で、車じゃないと廻れないくらいの規模でした。ちょうど先週打ち上げ成功したタイミングだったので、とても新鮮な印象でした。
施設を廻っていると大量の煙がモクモクと立ち上がってきてびっくり。ちょうどロケット燃料の燃焼実験だったみたいで、運がよかったです。左上の雲のようなものが、その燃焼実験の煙です。
翌日は午後に研究室のセミナーがあったので、午前中の便で戻ることにしていました。北端に戻る途中に綺麗な砂浜があるとのことで、学生にナビしてもらっていきました。波で削られたこういう風穴みたいなのがありました。
以前、東町漁協へ行った時もそうでしたが、スマホの機能を使いこなせる学生にウェブアプリのインストールを手伝ってもらうと、漁業者も面倒な操作ではなさそうという気持ちになるみたいで、この技術を社会実装するには学生のサポートは偉大だなと実感しました。来週は、初めての屋久島漁協訪問でかなり緊張しますが、学生のサポートに期待したいところです。



