大学院洋上観測実習~その1 | COPE (KU Plankton Lab)

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連載ですみません。主宰です。
学部生向けの海洋観測乗船実習Ⅱが終わってすぐに、大学院洋上観測実習が始まりました。この乗船実習は、水産学研究科(修士課程)と連合大学院(博士課程)の学生向けの実習で、履修生と同じくらい国内外からたくさんの研究者が乗船します。この実習では、学生が研究者と協働して最先端で新しい科学的成果を得ると共に、研究者となるにはどのようにキャリアをデザインするかを考えます。
この実習は、かなり体力的に辛かったです。時化回避するというようなことのない海洋観測が続いただけでなく、共同研究者のYさんが鬼のような実験計画を立てたので、そのサポートがまぁたいへんでした。でも、一緒に乗船した卒論生たちが一生懸命手伝ってくれたおかげで、この観測を乗り切ることができました。また、科学的にかなり面白い成果が得られて、今後いい雑誌を狙えそうです。この場を借りてお礼を言います。ありがとう。卒論生たちには、どこかで褒美でもやらねばとおもっています。
時間があれば、この実習をちょこちょこ報告しようとおもいますが、次々とイベントが入ってくるので、とりあえず雑駁ですがオモシロ画像を置いていきます。
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魚雷みたいな海洋観測機器。自走しながら水温・塩分・乱流・クロロフィルなどを測定します。ハットフィールド海洋科学センターで仕事をしていた時に知り合った日本人のかたは、これの開発者でした。
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海洋観測あるある①~観測機器を玩具にして遊ぶ卒論生
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この魚雷みたいな測器を回収するには、ボートで出かけていかなくてはなりません。