海洋観測乗船実習その4 | COPE (KU Plankton Lab)

COPE (KU Plankton Lab)

絶滅危惧研究室の営みをつづるブログです

しつこくてすみません、主宰です。
下船当日は4つほど会議をこなした後、またすぐに次の乗船実習があるので、連続ですみませんが報告を続けさせてもらいます。
大学では、講義で修得した知識技術を体得する科目として、実験・演習・実習などがあります。乗船実習もその1つですが、個人的には他の科目と教育的には全く異なると思っています。それは、天候や海況に多大な影響を受けるため、授業時間外の衣食住ですらままならないからです。海が時化ると多かれ少なかれ船酔いしますが、逃げ場はどこにもありません。しかし、乗船実習ではそれは特別配慮される問題ではないため、実習や生活は陸上と同様に継続されます。選択科目の乗船実習であれば、敢えて参加する学生はさほど多くないでしょう。しかし、このような機会を敢えて挑戦したか逃げたかは、人間的に大きな違いを生むと私は信じています。
この乗船実習でも、ずっと凪だったわけではありません。強風のため波やうねりが高いこともあり、船酔いした学生さんもたくさんいました。ですが、彼ら彼女らはそれを克服し、みんなで協力しながら、ハードな昼夜連続の海洋観測をやり遂げました。決してリップサービスではなく、人間的に素晴らしい学生さんたちだったと思っています。
たぶん、私が何かするでもなく自分たちで楽しんでいたとおもいますが、船酔いを少しでも忘れることができるように、また他大学の学生と交流しやすくなるように、この乗船実習ではいくつかのイベントや実習項目を準備しています。前回の画像でお見せした魚拓大会もその1つです。今回は、恒例となりましたロシアンたこ焼き大会、釣り実習での1コマを置いておきます。
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3